貴乃花親方が退職願を提出 会見で明かした相撲協会の圧力に「パワハラ」と批判殺到

平成の大横綱・貴乃花親方が日本相撲協会に退職届を提出。相撲界から去る意向を表明

2018/09/25 18:40



■相撲協会のルール変更が背景に

貴乃花親方が退職せざるを得なくなった理由は、7月に相撲協会が「すべての親方は5つの一門(出羽海・二所ノ関・高砂・時津風・伊勢ケ浜)に属さなければならない」というルールを作ったことが大きい。

同親方は6月に「貴乃花一門」を自ら解散し、「一兵卒」として出直していた。取り決めには「9月27日の理事会までに決めなければならない」という規定があり、期限までに所属する一門が見つからないため、退職を決意せざるを得なくなったのだ。


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■相撲協会に批判の声

貴乃花親方の退職は日本相撲協会の「告発状は事実無根と認めろ」という圧力と、「親方は一門に属さなければならない」という取り決めによるもの。取り決めについては一門を解消したあとに決定されており、「貴乃花潰し」を念頭に入れたもののように思える。

それだけにネット民からは、貴乃花親方への同情と、相撲協会の「やり方」に批判の声が続出している状況だ。


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■次なる舞台での活躍に期待

今回退職が濃厚となった貴乃花親方。今後は未定だが、その知名度とタレント性は高く、次なる舞台でも大活躍してくれるはず。

しらべぇ編集部が全国の20代~60代の貴乃花親方を知っている人に聞いた好感度調査では、若い男性から高い支持を集めている。

喧嘩別れのような形で相撲界を去ることになってしまったのは残念だが、相撲解説者やタレントなど活躍する舞台はたくさんある。

相撲協会のパワハラとも思える措置にめげず、頑張ってもらいたい。そして貴乃花のような情熱と知名度の高い「大横綱」を失った相撲協会の代償は大きなものになるだろう。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年12月15日~2017年12月18日
対象:全国20代~60代の貴乃花親方を知っている人1,211名(有効回答数)
パワハラ相撲大相撲退職調査
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