「カステラ1番 電話は2番」 文明堂のCMが聞ける自動販売機が地味に面白い
3時のおやつは文明堂! CMの聞ける自販機を紹介
『文明堂』といえば、日本を代表するカステラ・和菓子の商標である。
文明堂の「カステラ1番 電話は2番」というCMのフレーズは一度聞いたらクセになってしまうが、そのCMをいつでも聞ける自動販売機が東京都内に存在する。
■文明堂の自動販売機
その自動販売機は、板橋区高島平にある文明堂商品の工場直売店『文明堂コンフェクト』前にある。
お金を入れるとあのCMの始めの部分が流れ、飲み物を買うと最後の部分が流れるという、地味に文明堂ファンにはうれしい内容なのだ。
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■電話は2番のワケ
ちなみに、カステラが1番なのはわかるがなぜ電話が2番なのかというと、このCMがはじまった1960年代初頭の電話事情に理由がある。
当時の電話は交換台で交換手に相手の「局の名前」と「番号」を伝えなければならず、文明堂は「赤坂局の2番」と言えば伝わったため、CMで電話は2番と言っていたワケだ。
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■文明堂のCMギャラリーも
また、文明堂の公式ホームページには、1960年代から現在のCMまでを見られるギャラリーがあるので、文明堂CMファンはぜひチェックしよう。
自販機のある文明堂コンフェクトでは工場直売のお得な商品も売っているので、週末に行ってみると面白いかもしれないぞ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)