三遊亭円楽、初期の肺がん公表 「生きててほしい」と応援の声が続出
元気な姿での復帰が望まれる。
9月28日、落語家の三遊亭円楽(68)が初期の肺がんであることを所属事務所が公式ホームページで発表した。
治療期間にあたる10月4日~11日の公演は全て出演者を変更して行われる。治療方法は主治医の判断で手術が選択された。復帰は12日に横浜市で行われる高座となる予定だ。
■有名人のがん発表が相次ぐ
最近では、樹木希林さんや山本KID徳郁さんなど、有名人ががんにより亡くなってしまう悲しい訃報が相次いでいる。
円楽は初期がんということで、本人も「根治を目指して治療し、皆様の元へは退院後すぐに帰ってまいります。これまでと変わらず、毎日お仕事させていただきます」と前向きに復帰を誓った。
公式ホームページでは、植野佳奈社長名義で
「著名な方のがんについてのニュースなどを目にすることが多い昨今、まさに他人事ではないということを、円楽本人も、事務所関係者も、身に染みて感じました。主治医の先生とともに、円楽のこれからの落語人生を、弊社一丸となってバックアップしてまいります。
どうか、皆様も、日ごろからご自身の体について関心を持ち、チェックを怠らないようにしていただきたく存じます。健康に長生きしましょう!」
と記されている。
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■ネット上には応援の声
ツイッターなどネット上では、円楽の復帰や無事を望む声であふれた。
「歌丸師匠いなくなってショックだったのに今度円楽さん 復帰出来ますよーに」
「14日円楽師匠の落語聞きに行く予定だったから、それに出られなかったらどうしようかと… 手術の成功を祈って、元気な姿を高座で見せていただきたいです」
「円楽さんやめてくれ引退にはまだ早いぞ ゆっくり治してからでいいから業界からの引退だけはしないでほしい…そして生きてて欲しい…」
「ご病気完治して円楽師匠のお元気なお顔をまた観れる日を楽しみにしています!」
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■もしも自分ががんになったら・・・
しらべぇ編集部では、全国の男女1,365名を対象に「もしも自分ががんになっても、身内には黙っておきたい?」かについて調査を実施。その結果、全体で約2割の人が「黙っておきたい」と回答した。
がんの進行具合によらず、自分ががんであることを公表するのは大きな決断だ。あえて治療期間も明確に宣言することで復帰を強く誓うという意味合いも読み取れる。がんは日本人の三大死因に含まれており、日頃から自身の健康には最大限の配慮をしていくことが重要だろう。
根治を目指して早期回復を誓った円楽。笑顔を見せる日が来ることを望みたい。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)