トラックの荷物が崩れ下敷きになった男性死亡 救急隊員が見た残酷な最期に悲痛の声

横須賀市の会社の倉庫内で、男性がトラックに積まれた荷物の下敷きになって死亡するという痛ましい事故が発生。

2018/10/03 10:00


トラック事故
(Warut1/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

2日、神奈川県横須賀市の会社の倉庫内で、男性がトラックに積まれた荷物の下敷きになって死亡するという痛ましい事故が起きた。



■約500キロ分のカタログの下敷きに

2日午前6時ごろ、同市森崎の会社の倉庫内で「人が荷物に挟まれて意識がない」とアルバイトの男性から119番通報があった。駆けつけた救急隊員らが、荷物の下敷きになっていた会社員の男性(49)を発見。

男性は、約500キロ分のカタログの下敷きになっていたといい、事故当時、倉庫内にほかに人はいなかったそうだ。その後、搬送先の病院で死亡が確認されたとのこと。

男性は事故の約1時間前から、洋服のカタログなどを積んだ4トントラックから、1人で倉庫に荷物を下ろしていたという。警察は、作業中に荷崩れが起こったとみて、事故原因を調べている。


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■「どんなに苦しかったか」と悲痛の声

この男性の悲惨な最期に、ネットからは「つらすぎる」「どんなに苦しかったか」と悲痛の声が相次いでいる。

・圧迫死か…本は本当に重いんだよね。苦しかったでしょうに


・本当に苦しかったと思います。ご冥福をお祈りします


・500キロのカタログの下敷きって、どんなに苦しかったことか。自分には想像つかないけど、残酷な最期だ


・これを一人でやらざるを得ない状況だったことが、もう既に悲しい


また、中には「カタログには印刷インクの乗りや発色のよい上質の紙が使われていて、見た目以上に重たいものが多い」と、事故の残酷さを想像させるコメントもみられた。


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■「いつまでも労災はなくならない」

また、「どうして未然に」と今回の事故を防げなかった背景にある会社の管理体制を、厳しく批判する声もあがっている。

・危険な作業方法は避けるべきですが、どの様にされていたのでしょう


・なぜこれを一人で作業していたのか。危機管理体制はどうなっていたんだろう…


・パレットうまく使うようにしようよ。無駄に時間かかるし身体の負担になって良くないよ? 事実こうやって事故が起きてるじゃない。なんでうまくやれないんだろう


・こういう過酷な作業内容をさせる荷主を罰っしないと、いつまでも労働災害なくなりません!


約500キロという、想像もつかない重量の下敷きになるという悲惨な事故。ネットのコメントにもある通り、未然に防ぐ手立てはなかったのだろうか。亡くなった男性の冥福を祈りたい。

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(文/しらべぇ編集部・東水 壮太

アルバイトトラック横須賀市救急隊員
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