オタク区議、不正譲渡の口座が振り込め詐欺に悪用 「こんな露骨な詐欺に」と呆れの声
オタク区議に対して議員辞職を求める声も
「日本維新の会」所属、東京都大田区議会議員である荻野稔区議(32)が金融業者を名乗る男に自身の銀行口座を譲渡。その口座が降り込め詐欺に悪用されていることが明らかになった。
■警視庁から任意の事情聴取を受ける
報道によると、荻野区議は2018年5月に警視庁から、犯罪収益移転防止措置法違反の疑いで任意による事情聴取を受けていたことが明らかになった。
警視庁によれば、荻野区議は2017年2月上旬、インターネットで見つけた金融業者に借金を申し込み、「カードを送れば、口座に現金を入金する」という業者の指示に従い、キャッシュカードを送付、暗証番号を伝えていたという。
その後、区議が業者に渡した口座へ特殊詐欺被害にあった女性からの入金履歴があったため、現在、警視庁が経緯を調べている。荻野区議は事情聴取に対して口座を譲渡したことを認めた。
警視庁によれば、今後は、区議が口座が不正利用されることを事前に認識していたかどうかを調べていくという。
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■コミケ参加で「オタク区議」の愛称も
荻野区議は2015年に大田区議会議員に初当選。主に若者の就労支援の分野で精力的に活動している。
区議は高校を卒業後、アニメ関連の専門学校に進学。そこで学んだイラストや漫画作成技術を生かし、漫画で自身の活動をPR、コスプレ姿でコミックマーケットにも出店するなど、その活動スタイルから「オタク区議」の愛称で広く知られていた。