コスパ最強のファストフードチェーンはどれだ? 3位のバーガーキングを上回った2つは…
大手ファストフードチェーン7つの中から、コスパがよいイメージを答えてもらったところ…
デフレ傾向が強かった2000年代には、ファストフード店のメニューもとにかく激安なものが目立ったが、近頃よく耳にするキーワードは「コスパ」。
コストパフォーマンスの略で、「払った金額に見合う、もしくはそれ以上の価値があるか」、また「同じジャンルの商品とくらべて手に入れやすい価格か」といった判断基準だ。
そこで、しらべぇ編集部は、全国20〜60代の男女1,354名を対象に、「コスパが最強と思うファストフードチェーン」について調査。
候補は、「マクドナルド/モスバーガー/ロッテリア/バーガーキング/フレッシュネスバーガー/サブウェイ/ケンタッキーフライドチキン」の8つだ。以下、上位をランキング形式で発表しよう。
■3位のバーガーキングは男性が支持
3位に入ったバーガーキングは、直火焼きパティや巨大なバーガー『ワッパー』が人気の米国発チェーン。
食べごたえが支持されているせいか、女性は8.1%とサブウェイと同じスコアだったのに対して、男性は12.9%とコスパを支持する人が目立つ。「同じくらいお金を出すなら、ガツンと食べたい」ということか。
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■2位のモスをマックが圧倒
2位に入ったのは、男性の22.9%、女性からはそれを上回る26.0%の支持を集めたモスバーガー。日本発のグルメバーガーチェーンで、昔から味には定評がある。
値段が安いチェーンではないものの、「美味しいものへのコスパ」という意味では高く評価されているようだ。
しかし、今回の調査で他を圧倒したのは、マクドナルド。男女ともほぼ5割が「コスパ最強」と回答した。食べ慣れているため、「裏切られない安心感」と価格のバランスが、もっとも取れているのかもしれない。
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■高年収層ではマックとモスが拮抗
今回の調査で1位と2位だったチェーンへの支持を年収別に見てみると、興味深いことがわかる。
マックのコスパをもっとも支持したのは年収500〜700万円のグループ。中流的なボリュームゾーンで、家族で訪れたときのコストも気になるのかもしれない。
一方、年収1000万円を超える人たちでは、マックに対して一気に評価が下がり、モスとの差はわずか5ポイントに。「コスパ」という価値観は、年収や生活レベルによって大きく変わるものと考えてよさそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
対象:全国20代~60代の男女1354名(有効回答数)