バンコクの寺院で「インスタ映え」求め… 神聖な場所で恥をさらす日本人観光客たち
日本人観光客に人気のバンコク。「インスタ映え」を求めるがゆえ、迷惑がられていますよ…
■「インスタ映え」で人気スポットに
エメラルドに輝く仏塔が安置され、ドーム状の天井には仏画が描かれている。写真だけでも神秘的なことがわかるが、じつはここが「インスタ映えスポット」として大人気のようだ。
「マハー・ラチャ・モンコン大仏塔」は、6年前の2012年に建てられたもの。以降、話題になり観光客の増加は現地の人たちも喜ばしいことだろう。しかし、問題視されているのは写真(動画)撮影時のマナーだ。
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■神聖な場所であることを忘れずに
仏画が描かれている天井と自分のショットを収めたいのだろう、静かな寺院で大騒ぎする若者が多いという。さらに、ジャンプを繰り返す、奇声を上げる、動画配信のためか画面に向かって話しながらうろつく人…。
国外に出ると、非日常的な空間にテンションが上がってしまうだろう。ただ、これから訪れる場所がどんな場所なのか…くらいは調べておくべきだろう。
今回の場合、騒がないことは当たり前。服装に関しても短パン&サンダル、ノースリーブやミニスカートなど、日本で遊ぶときと同じ格好はNG。なぜなら、本来は参拝者が静かにお祈りできるお寺であり、神聖な場所だからだ。
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■居合わせた日本人も「恥ずかしい」
この場所で騒いでいるのはほとんどが日本人のようで、現地の人も呆れており、居合わせた日本人も「恥ずかしい」と漏らしているそうだ。
ただ…ネットで「ワット・パクナーム」について調べようとすると、「インスタ映え」という文字がこれでもかというほど出てくる。キレイに撮影できるおすすめの時間や、撮影の仕方まで書かれているものもある。
「インスタ映えスポット」だけをゴリ押し紹介することを控えるか、おすすめの撮影時間ではなく、静かにすることと最低限のファッションマナーの記載も必要ではないだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳)