ためになる話を聞くはずが… やっぱりセミナーは胡散臭いイメージなのか
ちゃんとしたセミナーまでとばっちりを受けているのは、少し気の毒な気もする。
本来は、仕事や趣味にプラスになる話を聞くはずのセミナー。しかしネットワークビジネスの勧誘や自己啓発などのイメージから、セミナーに対して悪いイメージを持っている人も多いだろう。
■半数以上が「セミナーは胡散臭い」
しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,363名を対象に、「セミナーについて」の調査を実施。
「セミナーと聞くと胡散臭いイメージがある」と答えた人は、全体で53.6%と半数を超える高い結果に。セミナーという言葉には、悪いイメージが定着しているようだ。
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■ネットでよく見る「脱サラして月100万」のセミナーは…
ネットでよく見る、『脱サラして起業』などのセミナーにうんざりしている人も多い。
「ネットでは『脱サラして月100万』みたいなセミナーばかり目をつくから、胡散臭いと思われても仕方がない。あの人たちは儲かっているふりしているだけでは?」(30代・男性)
一度足を踏み入れたら、帰してもらえないと思っている人も。
「怪しい人たちのセミナーはほぼ毎日のように開催されていて、まったく有り難みがない。一度参加したら次の高額セミナーに誘導されて、ハンコ押すまで帰らしてくれなさそうだし…」(40代・男性)
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■目に見える結果を出している人のセミナーを
もちろん、ちゃんとしたセミナーもいっぱいある。
「自分の働いている業界で有名な人が登壇するセミナーなら、出費してでも行きたいと思う。すぐに満席になる場合もあるし、胡散臭いと一緒にするのはちょっとかわいそう」(30代・女性)
登壇している人が、ちゃんと結果を出している人かどうかが大切だとの意見も。
「ただ『お金が稼げる』ってセミナーは、やっぱり避けたほうがいい。普通の感覚なら『怪しい』って思うんだろうけど、なにをしたいかわかっていないけどお金は欲しいってときには魅力的に見えるのかもしれない。
だけどせめて、なにか目に見える結果を出している人の話を聞かないと…。胡散臭い人たちって稼いでるっていうけど、証拠がないし」(40代・男性)
ちゃんとしたセミナーまでとばっちりを受けているのは、少し気の毒な気もする。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)