もしもあのとき結婚してたら… 「たられば」ばかり考えてしまう人の傾向とは
もしもあのとき、こうしていれば…
どんなに過去には戻れないと言われても、「あのとき、こうしていれば…」と考えてしまう人は多いだろう。「たられば」を考えることは、はたしてよくないことなのだろうか。
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■半数近くが「たられば」を抱えながら…
しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,363名を対象に、「思考について」の調査を実施した。
「『たられば』をよく考えてしまう」と答えた人は全体で44.4%と、半数近くもいることが判明。多くの人が「あのとき、こうしていれば…」との気持ちを抱えながら生きているのだ。
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■あのとき結婚していたら…
年代別では、30代が唯一半数を超えている。
若い頃の選択を、いろいろと後悔する年頃のようだ。
「私は専門学校を卒業したけど、今はまったく関係ない分野の仕事をしている。それならば、もっと勉強して大学に行ったほうがよかったなと思う」(30代・男性)
恋愛についても、思うところはあるだろう。
「20代の頃に付き合った男性と結婚の話が出ていたけれど、まだ早いと思って先延ばしにしているうちに別れることに。
それからまったく出会いがないので、『あのとき結婚していたら、今頃はどうなってただろう?』と考えるときがある」(30代・女性)
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■「たられば」は創造力の源
30代以降は、年代が上がるほどに割合が少なくなっているのも印象的だ。
「過ぎたことをどんなに考えても、絶対に変わることはない。それは若い頃からずっと言われてきたことだけど、どうしても考えてしまっていた。だけど年を取るとともに、物事を深く考えることが少なくなった気がする。
「たられば」を考えることも少なくなったので、良くも悪くも人は年を重ねると図太くなるんだなと…」(40代・女性)
「たられば」こそが、創造力の原点だとの意見も。
「ドラえもんの道具に『もしもボックス』があることを考えると、昔から誰もが『もしも、こんな世界なら〜』ってことを心の中に抱いているのだと思う。
だからこそ小説や映画があるんだろうし、『たられば』も悪いことばかりではないのかも?」(30代・男性)
後向きな「たられば」はネガティブなイメージがあるが、次に進むために過去の反省点を見つける行為は大切なこと。上手に使い分けたいものである。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)