睡眠「6時間 × 5日以上」で報奨金 日本初の導入に賛同の声広がる

6時間の睡眠で報酬がもらえる。そんな夢みたいな制度を導入した日本ではじめての企業が話題になっています。

2018/10/15 07:30

睡眠する女性
(RyanKing999/iStock / Getty Images Plus/写真はイメージです)

オーダーメイドの結婚式の演出を手掛けるCRAZY WEDDING社は、社員の睡眠に対して報酬を支払う「睡眠報酬制度」を導入した。日本ではじめて導入したことで注目が集まっている。



 

■社員の睡眠に報酬

計測方法は、専用のスマホアプリを使用し、結果を会社に提出するだけ。報酬の対象となるのは、6時間以上の睡眠時間を、1週間のうち5日以上確保できた社員。報酬はポイントとして付与される。

5日間達成=500ポイント、6日間達成=600ポイント、7日間達成なら1000ポイント! 1カ月間、毎日計測した社員は「皆勤賞」としてプラス1000ポイントがもらえる。

そして、このポイントは、社内の食堂やカフェで現金の代わりとして使用できるという(後に給料として支払う予定)。


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■強制ではなく、インセンティブ

社員が生活で十分な睡眠をとることで集中力を高めて、業務の生産性を向上させる狙いだという。ここで気になるのは、この制度は社内の「ルール」なのか? という点だ。実際にこの報道を受けて「会社に睡眠まで管理されたくない」という声も挙がっている。

これに関しては、強制感を持たせないため、あくまでも「インセンティブ」として設定し「眠らない自由」も選択できる。

また、明石家さんまのように、睡眠時間が短くとも十分に健康状態を保っている「ショートスリーパー」と言われる人も自己申告すれば問題ない。

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