フィフィ、女子駅伝騒動の「美談化」に疑問 「言うのは簡単」「美談で良い」と物議

全日本実業団対抗女子駅伝で両膝を流血しながらたすきを渡したシーンに物議。フィフィが持論を展開した。

フィフィ

タレント・フィフィが22日に自身のツイッターを更新。21日に行われた「全日本実業団対抗女子駅伝」で、負傷した女性ランナーが四つん這いでたすきを渡したことについて持論を展開して話題になっている。



 

■「美談になる風潮」に疑問

問題となったのは、岩谷産業・飯田怜(19)選手が第2中継所200メートル手前で転倒し、四つん這いの状態で前進したシーン。両膝から流血しながらも懸命に進む痛々しい光景が続いた。飯田選手はレース後、右脛骨の骨折で全治3~4カ月と診断されている。

このことについて、フィフィは「選手自らは危険を申し出ない」とし、「それを根性あるとか美談で評価するのは今後の彼女のためにも、他の選手のためにも良くないんじゃないかな」と主張。

さらに、「怪我してまでやるのが駅伝なんだよってプレッシャーかけてしまうようで、スポ根も行き過ぎるとパワハラの温床になるからね」と警鐘を鳴らした。


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■「美談にするのはおかしい」の声

フィフィが疑問視するように、ツイッターや『ガールズちゃんねる』では「美談にすべきではない」との声が数多く見受けられた。

「駅伝のハイハイでタスキ繋いだ選手だけど、私は美談には思えなかったな。そこまでしても取らなきゃいけないものなのかもしれないけど、スポーツ選手なんだから骨折したら、治療を優先しよう。次があるじゃない」


「女子駅伝で骨折した選手がハイハイでリレー繋ぐニュースを今更見たが、はよドクターストップせいよという感想しかなかった」


「これを美談にするのはおかしいなと思う。アホじゃんってしか思わなかったし、真似すべきじゃないね。自分の実力不足でこうなったわけだし、それまでだよ」

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■「誰も責めることはできない」「美談で良い」の声も
怪我フィフィ流血美談全日本実業団対抗女子駅伝右脛骨
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