トラックのタイヤ破裂、風圧で2メートル飛ばされ男性が死亡 「気の毒」と同情相次ぐ
タイヤ交換中の事故に同情の声があがっている。
自動車整備会社の工場で、破裂したトラックのタイヤの風圧で飛ばされた男性が死亡した。インターネット上では、不運な事故に同情の声があがっている。
■タイヤ交換中に起こった事故
報道によると、事故が起こったのは22日午後6時40分ごろ。北海道平取町振内町の自動車整備工場の工場で、同社社長の男性(60)が、破裂したトラックのタイヤの風圧で約2メートル飛ばされた。
アスファルトの地面に叩きつけられた男性は病院に搬送されたが、約2時間後に死亡が確認されたという。
男性は同町に住むトラック運転手の依頼を受け、10トントラックのタイヤ交換作業を実施。その際に、左後輪の内側のタイヤ1本が破裂したものとして、道警門別署は原因を調べているとのことだ。
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■ネットでは同情の声相次ぐ
今回の報道を受け、『Yahoo! ニュース』では、「気の毒」「恐ろしい」など被害にあった男性への同情の声が寄せられている。
「大型のタイヤだと10キロ近くエア張ってるからね。そばにいて破裂したらまず助からないでしょう。気の毒だと思います。ご冥福を」
「こういうニュースがあると高速道路で大型トラックの横とか通るのが恐ろしい。亡くなった社長さんには心からご冥福をお祈り申し上げます」
「タイヤ交換は意外と危険な作業。それなのに作業を軽く見ている人が多すぎる。タイヤだってそう。なんでもいいと言ってボロボロのすり減ったタイヤで車に乗っている人が多すぎる。作業をする人がかわいそう」
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■「定期的に起こる事故」の声も
また、「実際にタイヤが破裂するのを見かけた」「定期的に起こる事故」といったコメントも見られる。
「この前、隣に止まっていたトラックのタイヤが破裂して、車のボディがへこみ、ガラスも割れた事故があった。すさまじい衝撃だっただろう」
「過去にもこんな事故があったような。それ以来大型車の横を通るときはドキドキ。2車線信号待ちで、大型トラックと並びそうなときは少しタイヤとずらすようにはしています」
「何年か前、自衛隊の女性隊員がタイヤ交換の途中、破裂した風圧で死亡した事故があったな。何年かに1回はあるな…」
交換中のタイヤが破裂して男性の命が奪われた今回の事故。せめて同様のことが今後繰り返されないためにも、原因が解明されることを願うばかりだ。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)