意外と多い一発合格者！ 運転免許証の学科試験について調査した結果
実技試験はスムーズでも、学科試験でつまづいてしまう人もいる
車やバイクの運転には欠かせない運転免許証。いつ車を運転するかわからないが、身分の証明としても使えることから、念のため取得する人も少なくない。
取得する際、最後の砦となるのが「学科試験」。難しいといわれているが、中には、一発合格している人もいるだろう。
■全体の8割が一発合格
しらべぇ編集部は、20〜60代の運転免許証を持っている男女1,254名を対象に、「運転免許証」についての調査を実施。その結果、「学科試験に一発で合格した」と答えた人は、全体の78.9％。
逆説的に考えると約2割が再チャレンジしていることになる。5人に1人が筆記試験に落ちていると考えると少なくない数字だ。
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■60代は約9割が一発取得者
さらに、学科試験一発合格者を年代別に比較していくと、最も割合が高いのは60代で85.1％。
年代が上がっていくにつれて、一発合格者の割合が高いことが判明。一方、20・30代といった若い世代は7割とやや平均を下回る結果となった。
60年代半ば、車は新三種の神器といわれ庶民の憧れの的であり、持っていることがステータスの一つだった。
50・60代の世代が免許を取得した時代では、車が重要視されており、運転免許証がマストアイテムだったため、試験に挑む姿勢が必死だったことが考えられる。
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■勉強不足が原因では？
運転免許証の学科試験について、ネット上ではこんな意見や声が…
「いつの時代にも何度も落ちる人はいます」
「出題形式は変わっているようだけど昔に比べて難しくなっているとは思わない。サービス問題があり、むしろ昔よりも簡単になっていたと感じた」
「今はAT限定もできたので、むしろ昔より簡単になったのでは」
「水曜日は落とすために難しいとか学科試験の攻略法を耳にしたことあるけど、一番難しいと言われる日に受けて余裕で受かった。結局は勉強したかしないか」
「引っ掛けのためなのか、妙な問いとかあった。学科試験は日本語力の問題じゃないかな」
学科試験の難易度の問題ではなく、勉強不足が原因だという意見が多く見受けられた。問題に出題される内容は運転に必要な知識。一番の近道は、何度も何度も繰り返し勉強することだろう。
免許を取得するための試験ではあるが、その後、実際に車を運転していることを想定しながら勉強に挑むことが大切といえる。
一歩間違えたら、交通事故にもなりかねない車やバイクの運転。日常的に運転している人も改めて、免許証を取得した時の気持ちを思い出し、安全運転を心がけてほしい。
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（文／しらべぇ編集部・Sirabee編集部）
対象：全国20代～60代の運転免許保有者1254名
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