集合住宅に夫婦と見られる高齢者二人の遺体 遺書に残る「妻への後悔の言葉」に悲痛の声

大阪府高槻市で夫婦と思われる高齢者二人の遺体が発見された。

2018/11/05 20:30

孤独死
(KatarzynaBialasiewicz/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

大阪府高槻市の集合住宅で、4日、高齢者二人の遺体が発見された。この二人は、夫婦と見られている。



 

■「早く入院させてあげたら」

同市牧田町の集合住宅の一室で4日午後11時ごろ、高齢者用の非常ボタンが押され、和室の布団の上で高齢の女性がパジャマ姿で倒れているのを、駆けつけた警備員が発見し、119番通報。

女性に目立った外傷はなかったとのこと。また、風呂場では高齢の男性が首をつっており、ともに現場で死亡が確認された。二人は、この部屋で暮らす70~80代の夫婦の可能性が高い。

居間のテーブルの上には男性が書いたとみられる遺書があり、「もっと早く入院させてあげたらよかった」と病気の妻を気遣う内容や、「介護に疲れた。迷惑をかけます」などの文言が記されていたという。


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■「孤立していたんだろう」と悲痛の声

何とも悲しい二人の最期に、ネットからは「気の毒」「孤立していたんだろう」と悲痛の声が相次いであがっている。

・気の毒ですね。本当に大変だったんだろう。私も最近、介護を経験してその辛さはよくわかります


・今の日本では当然起こり得る事件。介護って辛いし嫌なもんだけど、せざるを得ない。だから殺して自分も死んだほうが楽になれるって考えたんですよ


・地域からも親族からも孤立していたんだろう。例えば夜に夫婦二人で、片方が病気なんてそんな寂しいことはないですよね

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■「他人事ではない」と警鐘も
夫婦高齢者介護大阪府遺書遺体介護疲れ
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