橋下徹前大阪市長と小沢一郎自由党代表が密談 「安倍一強打破」のために連携か?

以前から良好な関係だった橋本氏と小沢氏だが…。

政治

2018/11/09 10:30

小沢橋本

日本維新の会の創業者である橋下徹前大阪市長と自由党の小沢一郎代表が7日夜、東京都内のフランス料理店で会食し、「安倍一強打破」「野党共闘のあり方」について、意見交換した。

取り持ったのは、国民民主党の前原誠司元外相で、前原氏は小沢氏とも橋本氏とも頻繁に会食を重ねてきた。

前原誠司


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■「安倍一強」批判を強める橋下徹

橋下徹

橋本氏は近著『政権奪取論』(朝日新聞出版)や『文藝春秋』11月号「安倍首相への忠言」で安倍一強政治の弊害を猛烈に批判している。『FLASH』のインタビューでは、

「安倍政権は、森友・加計学園問題の対処方法を完全に誤りました。政府は国民をなめてかかった。そもそも忖度なんてどんな組織にもあります。安倍(晋三)さんは日本の役所の中での最高権力者。


首相夫人が名誉校長になれば、役所が気を遣わないほうがおかしい。昭恵さんが名誉校長を引き受けたことが間違いでした。昭恵さんが役所に対する広告塔になった責任は免れません」


と、安倍忖度を批判。

「挙げ句の果てに、財務省理財局による決裁文書改竄が発覚。さらに、防衛省の日報隠蔽問題などもあり、普通なら内閣が吹っ飛んでもおかしくないはずなのに、安倍政権はびくともしません。


政権の驕りを生み、官僚が中立公正を失ったのも、野党の弱体化が主たる原因。今の日本の政治の最大の問題だと思います」


と野党のふがいなさを嘆いた。


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■橋本氏は小沢代表を高く評価

小沢一郎
一方、橋本氏が評価するのは自由党の小沢一郎代表だ。『政権奪取論』で小沢氏について「かつて自民党の中枢で権力闘争に揉まれ続けてきた人であり、権力の本質について一番理解されている」と最大限に評価。全国紙の政治部記者は語る。

「橋本氏は、市長時代から小沢さんの政治力をたいへん高く評価していました。2012年総選挙で『日本維新の会』を創るときは、小沢嫌いの石原慎太郎・都知事(当時)と組むか、小沢さんと組むかで悩んだ。


結局とったのは、人気がありそうに見えた石原氏。しかし、二人とも発信力があるタイプでも、裏方で選挙を仕切る参謀肌ではない。おまけに代表に据えた石原さんは高齢ゆえに、かつての人気はなく、『老害』で、討論会・演説でも精彩を欠いた。


その結果、自民党にも民主党にも愛想を尽かした人たちが維新に投票し、政権を奪取できるという世論調査が出ていたのに、有能な事務方がいないため、ガラクタみたいな候補ばかりが集まり、人気は失速。50議席余りをとったに過ぎなかった。


橋本さんとしては、『あのとき、小沢さんと組んで幹事長に据えていたならば、政権奪取できた』と後悔しているでしょうね」


■小沢代表も橋下氏に期待か

「小沢氏は未だに人気の高い橋下徹氏の発信力に期待している」と自由党関係者はいう。

来年の参院選は安倍首相を退陣に追い込めるかの天下分け目の総決戦。橋下氏が政界に復帰して、橋下&小沢連合が結成され、大旋風が起きるのか。二人の連携に、今後、注目が集まりそうだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・及川健二

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