断捨離がどれだけ定着しても… 物を捨てられない人が減らないワケ
ミニマリストは、遠い夢。
■オタクなのでグッズが…
男性は若い世代ほど,割合が少なくなっている。若い男性たちの中には、あまり物欲がない人もいるようだ。
「そもそも、それほど物を買わない。洋服も必要最小限だけ手元に置いて、使い古したらすぐに捨てる。物にそれほど執着もないから、捨てることに躊躇しない」(20代・男性)
一方で特定の趣味がある人は、どうしても物が多くなってしまう。
「僕は典型的なアイドルオタクなので、とにかくCDやグッズで部屋があふれかっている。どれも推しとの思い出だから捨てられなくて、チケットの半券さえも取っているくらい。ただそろそろ整理していかないと、置き場がなくなってしまう」(40代・男性)
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■置いておくことはコスパがいいのか…
コスパを重視する人は、6割以上がなかなか物を捨てられないと答えている。
捨てることを、コスパが悪いと考える人も。
「捨てた後に『アレがあれば…』ってなると、また購入することになる。それは無駄遣いだと思うので、やはり『いつか使うときがくる』と考えると捨てられない」(40代・女性)
しかし目的のものがすぐ見つからないなら、意味がないとの意見もある。
「物が多い家って、散らかっていることが多い。そんな中で目的のものを見つけるのは、至難の業だと思う。探している時間が無駄になるので、また買ったほうが早い」(30代・男性)
思い切って捨てようと思っていても、手に取っているうちに名残惜しくなる人もいる。誰でも気軽に、断捨離ができるわけでもないのだ。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,537名(有効回答数)