菊地弁護士が法律違反を徹底指摘 『月曜から夜ふかし』のアニメコンプラチェックが話題

菊地幸夫弁護士が「アニメコンプライアンスチェック」を実施。アニメは法律違反だらけだった?

2018/11/13 06:30


弁護士
(kuppa_rock/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

13日放送の『月曜から夜ふかし』(日本テレビ系)で放送された「アニメコンプライアンスチェック」が面白いと話題だ。



 

■菊池弁護士がアニメをチェック

「言われてみれば見たことがないもの」をテーマに行われたのが、アニメコンプライアンスチェック。菊地幸夫弁護士が過去のアニメのなかから法律やコンプライアンスに違反すると思われるシーンを取り上げ、考えていく内容だ。

菊地弁護士はまず『ドラえもん』の「どこでもドア」について、

「税関の審査を通っていなくて他の国に行くのは法的に言うと密入国。出入国管理法違反」


と指摘する。さらに『ハウルの動く城』は、「城が動くということは欠陥住宅になる恐れがある」とコメント。続けて、

「(城が)動くので車両の一種ではないかと。曲がるときウインカーが出ていないですよね。止まるときブレーキランプがついてないんですよね。道路運送車両法違反」


と違法性を口にした。


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■『千と千尋の神隠し』も法律に違反

菊池弁護士のアニメコンプライアンスチェックはさらに続く。『ど根性ガエル』の主人公「ひろし」がつねにサングラスをしているのは、「校則違反」になる可能性があるそう。

そして映画『君の名は。』では、「口噛み酒を高校生の瀧くんが飲むのは未成年禁酒法違反」、「口噛み酒を勝手に作るのは密造酒の疑いがある(アルコール度数による)」などと指摘。

さらに名作『千と千尋の神隠し』の「トンネルの手前で車を止めるシーン」は、「落ち葉が車に溜まるほど止まっているので、『自動車の保管場所に関する法律違反』になる」と警告を与える。

極めつけは『ルパン三世』。こちらは「常習累犯窃盗」だそう。これには思わずマツコが「そういうアニメだから」とツッコミを入れた。


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■ネット民が絶賛

アニメを日本の法律にあてはめるという少々「身も蓋もない」ような企画だった「アニメコンプライアンスチェック」だが、視聴者は「面白い」「また見たい」と絶賛した。

現実離れしているところにアニメの良さがあるだけに少々不躾な気もするが、そこが盲点で、まさに「言われてみれば見たことがない」企画だったアニメコンプライアンスチェック。

法律違反シーンのあるアニメはかなり多いと思われるだけに、次回以降にも期待したい。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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