仕事を無断欠勤したことある? フリーターと公務員で、より真面目なのは…

「いいや、バックれちゃえ!」とついつい無断で休んでしまった人もいるかもしれないが…

2018/11/14 09:00

さぼり
(Hakase_/iStock/Getty Images Plus)

有給休暇を取ることは働く人の当然の権利だが、職場に迷惑をかけないためには、急な体調不良などの場合を除いて事前に申請しておくのが一般的だ。

しかし、つい無断欠勤してしまったことがある人もいるはず。しらべぇ編集部は、全国20〜60代の「働いた経験がある男女」1,492名を対象に調査を実施した。


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■男性が女性の約2倍

無断欠勤

仕事を無断欠勤したことがある人は、男性で17.4%、女性はかなり減って9.1%。どちらも少数派だが女性においてはさらに少ない。

これは、正規雇用の割合が比較的高く、安定した男性と比べて、女性は不安定な非正規雇用で働く人が多いことも一因かもしれない。それを裏付けるデータは、後ほど紹介しよう。


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■50代男性が最多

この調査結果を男女・年代別で見てみると…

無断欠勤

「経験率」のため、通常は年代が上になるほど割合が上がることが想定されるが、男性でもっとも無断欠勤した率が高かったのは50代で、もっとも少ないのは40代。

また、女性は20代、30代が最多ゾーンで、年代が上がるほどむしろ低下する傾向が見られる。


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■もっとも多いのは経営者

さらに、無断欠勤経験者を職業別で見てみると、その上位と下位は以下のようになった。

無断欠勤

経営者は38.1%が経験あり。「自分が社長や役員なら、誰に報告するでもない」ということかもしれない。3位の自営業(18.3%)も、同様の理由だろう。

一方で、働いた経験はありながらも現状は「無職」の人が21.8%で2位につけた。このグループは、経営者や自営業の人たちと背景が異なる可能性も高い。


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■フリーターは真面目か

また、無断欠勤経験者がもっとも少なかったのは、かつては働いていたが現在は専業主婦の人。次いでフリーターとなり、ともに1割を切った。

もし「正社員は真面目に働いていて、フリーターのような人はいい加減」というイメージを持っている人がいたら、少なくとも無断欠勤においてはその逆なのだ(正社員の無断欠勤経験率は、全体平均に近い12.3%)。

非正規雇用の人は、無断欠勤など勤務態度を理由に契約が打ち切られるリスクも高い。「男性より女性に少なく、フリーターや専業主婦に少ない」というデータは、こうした働き方の実情を示しているのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年10月19日~2018年10月22日
対象:働いた経験がある全国20代~60代で男女1,429名(有効回答数)

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