「親は子供を殺してもいいって法律があったら…」 母が娘にこぼした本音に絶句
『ねほりんぱほりん』児童養護施設で育った女性が、親からの虐待について告白
14日放送の『ねほりんぱほりん』(NHK)では、児童養護施設の実態や、そこで生活した人のその後の人生などを深掘り。
その中で、実際に施設に保護された人が、親や母親の再婚相手などから受けた「虐待」について語る一幕があり、想像を絶する内容に衝撃が走っている。
■義理父に馬乗りになって殴られた
児童養護施設で生活した経験を持つ20代の女性は、母親が再婚した後、義理父から受けた虐待について明かした。
ある晩、飼っていた猫が突然暴れ出してしまった。眠っていた女性が気づくと、義理父が自分の上に馬乗りになっており、「なんでお前が静かにさせねぇんだ! どうして気付かないんだ!」と怒鳴りながら顔面を何度も殴られ、息もできない状態にまで陥ってしまったという。
「家庭の中で、自分はどんな存在だったと思う?」と番組スタッフに聞かれると、女性は「使い勝手のいい、動かせるサンドバッグ」と答えていた。
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■母がこぼした本音に「言葉が出なかった」
また、「お母さんからは何かされなかったの?」という質問にも、女性は重い口を開いた。
母がキッチンで料理をしていたときのこと。包丁の音がカタカタと響き渡るほど部屋が静まり返っていた中、母は実の娘に聞こえるように…
「親は子供を殺してもいいっていう法律があったら良かったのにね」
とこぼしたことがあったという。女性はその言葉を聞いたときの心境について「言葉が出なかった」とし、「じゃあ逆に、なんで(私を)産んだの?」と思ってしまったという。