ボーイズグループ「CUBERS」 現役大学生の末っ子・優とアイドルオタク・9太郎に迫る

大注目のボーイズユニット「CUBERS」の優と末吉9太郎を直撃!

2018/11/19 07:30



■ハロプロに入るものだと信じていた

末吉9太郎

本人も「大好き」と語っていたように、随所でハロプロの女性アイドルの名前が溢れる。じつは、本人もいずれハロプロに入るつもりだったそうだ。しかしオ-ディションに落ち続けて8年…現在のマネージャーは9太郎を発掘することになる。

9太郎:はじめて行ったコンサートは後藤真希さんでした。そのほかにもハロプロさんのコンサートには何度も行っていて、本当に入りたかった…っていうか、入るものだと思っていたんですよ。


中学2年生のころから、色々な事務所のオーディション受けだして、8年間落ち続けているんです。ハロプロさんに応募しようと思ったら募集要項に「女性のみ」って…。


「16ビートを常に刻む」とか「ステージにかかとはつけるな」とか、つんく♂さんからの教えもちゃんと守っていたのに。


優:教わってはないだろ(笑)。20歳くらいで気付いたんでしょ? 「何が違うんだ? 俺には何が足りないんだ? あ、性別か!」って。


9太郎:もうちょっと早い段階で気付いたわ! だって、おばあちゃんだって「モーニング娘。になれるよ」って言ってくれていたから、なれるって思うじゃないですか。


でも、「ダメならアイドルみたいなことをしよう!」と思って、ブログをはじめて、自撮り投稿やライブ活動をしていました。


お客さんゼロで誰も見てないけど「今日もありがとうございました~! すごく楽しかった~!」っていうのを1年間続けていて…。その活動などを書いたプロフィールを今の事務所に送って…マネージャーさんから連絡きました。


マネージャー:応募してきたプロフィールに、ブログURLがあったので覗きにいったんですよね。「みんな、おはよ~!」からはじまって…。文章の内容がすごくファンがいる感じの文章だったので…まんまと騙されたというか(笑)。


9太郎:ひゃ~(笑)! 原石を見つけたんですよね、ね!


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■無口だった優、尖ってきた9太郎

優

9太郎は、友達がいなくてストレッチをしていた日々や、お客さんゼロの中でトークや歌を楽しく続けるあたりに、闇を感じずにはいられない。

さらに林家パー子さんを思い出させる笑い声を響かせる中、21歳で末っ子の優が落ち着いてみえる。グループの中ではどんなキャラクターなのだろうか。

優:最初は無口だっていう印象だったみたいです。そこには理由があって。じつは、もっと大人数でオーディションやレッスンをしていて、その中から僕以外の4人が選ばれていたんです。


その中に、応募したのが遅かった僕が入っていった。しかも、みんな僕より年上だっていうし。…だからこその無口ですよね。


9太郎:でも、僕は優しかったよね? 年下の子が入ってくるっていうから「優しくしなきゃっ!」と思って。何年後かに「最初、9ちゃんが1番優しかった」って言ってほしくてやってたのに、全っ然言わねーから、自分が言うしかない(笑)


優:あまりに優しいから逆に「なんなんだろう」って思っていましたけど(笑)。ほかの3人がすごい尖っていたんですよ。


途中から入ったし、様子をうかがっていたのかもしれないけど。徐々に打ち解けていって柔らかい感じになったときに、逆に9太郎がどんどん尖っていって…(笑)。


ライブ後の反省会には「立ち位置違ってたよ。被っちゃうと、顔がファンの方に見えないから、ダメだよ」とか、淡々と指摘していたり…。


9太郎:ひゃーははっ(笑)! アイドルは気が強くないと! だからそれを教えるんですよ。優はのほほんとしているから、気持ちを強く持ってないと潰されるじゃないですか。

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