『おっさんずラブ』出演の女優・安倍乙 「今の状況は想像もできなかった」と明かす

秋元康氏プロデュースの[劇団4ドル50セント」の連続インタビュー第4回。

安倍乙

秋元 康氏がプロデュースする「劇団4ドル50セント」。その第2回公演となる『ピエロになりたい』が今月22日から開始される。

しらべぇ取材班では、「劇団4ドル50セント」の劇団員6人に、本作についてのインタビューを実施。4人目となる今回は、グラビアやバラエティ番組と幅広い分野で活躍する、安倍乙(あべおと)に話を聞いた。


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■活躍の裏には思い悩んだ時期も

安倍乙

大阪出身の安倍が上京したのは去年の12月。AbemaTVで放送された恋愛ドキュメンタリーバラエティ『オオカミくんには騙されない』のオーディションに合格したことがきっかけだった。

その後、田中圭主演で大ヒットしたドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)に出演。写真週刊誌『FRIDAY』の表紙など、多方面で目覚ましい活躍を見せている。

しかし、旗揚げ本公演『新しき国』の上演に至る時期までには、思い悩むことも多かったという。

安倍:私は劇団のメンバーの中でも、当初は目立つようなポジションではなかったので、そのときは今がこんな風になっているっていうのが想像できませんでしたね。大学に進むときに、学業1本に絞るのか、芸能活動と両立するのか、「どうしようかなあ」って。


『新しき国』でも目立たないアンサンブルだったので、今こうしてメディアに露出させてもらっている自分の状況は、本当に考えられなかったなと思います。


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■『ピエロになりたい』の役柄は?

『新しき国』の公演を経て上演される劇団4ドル50セントの第2回本公演『ピエロになりたい』。ピエロの養成学校が舞台の本作で、安倍が演じるのは「インフィニティ」という役柄だ。

舞台の上で演じるそのキャラクターについて、彼女がどのような捉え方をしているのかと注目してほしいポイントを教えてもらった。

安倍:今回の私の役柄は、「ブッフォン」っていう優秀な生徒たちが集まるクラスの中の1人です。自分に無限大の可能性を感じていて、優秀に見せつつもちょっとアホっていうか、天然キャラのような女の子ですね。


「ブッフォンはどこを切り取っても決まってる、みたいなフォトジェニックな感じにしてほしい」って、演出家の丸尾さんに言われたから、一個一個の動作とかは、鏡で見て研究したり、丸尾さんが言ってくれたことをヒントにして自分で練習しました。


あとは、私の特技が一輪車なんですけど、それをちょっと披露させてもらっているところを見てほしいです。

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■舞台稽古で苦労するジャグリング
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