電車内の「防犯カメラ設置」に5割以上が賛成 若い世代ではなぜか望まない声も…

鉄道各社では迷惑行為防止のため防犯カメラの導入を進めているが…

2018/11/23 19:30

電車内に防犯カメラ
(oneinchpunch/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

電車内での悪質な痴漢のニュースが後を絶たない。首都圏を始めとする鉄道各社では痴漢などの迷惑行為防止を主な目的とし、テロ対策の意も込め東京五輪に向けて防犯カメラの導入を進めている。

一方で、プライバシー侵害になるという声もあり、議論になることも少なくない。


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■2人に1人は監視カメラ設置に賛同

しらべぇ編集部では、全国20〜60代男女1,537名を対象に調査を実施した。その結果、「電車にも監視カメラを設置するべき」と回答した人は全体の54.8%。

電車内に防犯カメラ

男性は50.5%に対して、女性59.1%と、被害者となりやすい女性のほうが高い割合となっている。


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■20代の防犯カメラ設置派は5割を下回る

さらに、この監視カメラ設置派を男女年代別にみると、最も高いのが50代女性で66.4%。

電車内に防犯カメラ

若い世代が痴漢の被害者になる事件が多いため、年齢が低いほど設置の声が増えるのか…と思いきや、年代が上がるにつれて防犯カメラの設置を願う声が目立つことが判明。

最も割合が低かったのは、20代で女性は5割を下回り、男性に至っては全体平均に20ポイントも差をつける結果となった。 痴漢を通報するためには、現行犯で逮捕することが大切であり、そのためには目撃者の証言も必要になるようだ。

防犯カメラの設置だけで根本的な解決には繋がらないと感じ、そこまで期待していないのかもしれない。

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■「抑止にも繋がる」「気持ち悪い」
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