「婚約指輪を返せ」と病院で銃乱射 2人が巻き添えで犯人も死亡する悲惨な結末に
米国シカゴで起きた、恋愛トラブルからの乱射事件が最悪の結果に。
■4年前からトラブルの予兆
捜査員によるとロペス氏には前科がなく、事件を起こす9ヶ月前から勤務していた政府系の住宅管理機関でも特に問題を起こした様子はなかったという。しかし捜査が進むうちに、ここ数年「トラブルの予兆」があったことが判明する。
2014年、ロペス氏は女性の士官候補生を脅したとしてシカゴ市の消防学校を退学になっている。同年、交際していた女性がロペス氏に執拗につきまとわれたとして警察に保護を求めていることも分かった。
ロペス氏は銃器を携帯する免許を持っており、過去5年間で4丁の銃を購入している。2014年に起こしたトラブルによって、その免許が制限されなかったことに疑問の声も上がっている。
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■感謝祭を前に悲しみが広がる
事件後、エディ・ジョンソン警視は殉職した警察官を悼み「ロペス容疑者を追跡し立ち向かった警察官の勇敢さを市民に伝えたい」と話した。ラーム・エマニュエル市長も次のように語った。
「シカゴ市が失ったものは大きい。3人の犠牲者は、自分が信じる道に忠実に生きていただけだ。シカゴ市の魂を脅かした悪に立ち向かう必要がある」
Twitterでは殺害されたタマラさんと殉職した警察官に対して、多くのメッセージが寄せられている。
「タマラさんはとても優秀な医師で多くの命を救ってくれた。とても残念です」
「2人の上に神のご加護がありますように」
「私たちの心は市民を守ったヒーローとその家族に寄り添っています」
「シカゴ警察に深い敬意を表し、今日の祈りを捧げます」
米国でも銃規制が厳しいとされるシカゴでの銃乱射事件が、市民の心に落とした影は大きい。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)