運転手への暴言・暴行相次ぐ 忘年会シーズンを前にタクシー会社が「乗車マナー悪化」の対応策

忘年会などでタクシーの利用者が増えていく。名古屋のタクシー会社は、マナーの悪い利用者への対応に乗り出した。

2018/11/29 11:00


 

■便利なアプリが登場、マナーは悪化

名古屋を拠点とする「つばめグループ」では、10月に独自の配車アプリを経由し、15,000回ほどの予約を受け付けたものの、685回のキャンセル。うち、キャンセルの連絡すらなかったのが270回にのぼったという。便利になると同時にマナーの悪化に繋がるという、なんとも悲しい話だ。

ただでさえ、人手不足だと言われているタクシー業界。名鉄タクシーホールディングス(およそ980台)では、運転手の「生産性向上」をめざし、9月中旬から「予約時間を5分経過した時点でメーターを入れる」ことを徹底した。


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■忘年会シーズン目前に動き出した

運転手からは「仕事がしやすくなった」との声が寄せられ、効果が出始めたことを受け、利用者が増える忘年会シーズンを前に「つばめグループ」(およそ1200台)も今月中旬から動き始めた。

予約時間5分後からメーターを入れるほか、「利用者と連絡が取れない場合は到着後10分を経過した時点でキャンセル」とする旨を記載したパンフレットを車内で配っているそうだ。

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■20代男性は「ひとりタクシー」が苦手
マナー名古屋タクシーキャンセル配車アプリ
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