あの頃は意識が薄かったから… 今思えば「ハラスメントしてた」と感じる体験談
昭和の時代には、ハラスメントに対する意識も薄く…今では「やってしまった!」と後悔している人も少なくない。
■気持ちが空回りしてパワハラに…
やる気が空回りしすぎて、パワハラになってしまうこともある。
「初めて役職に就いたときには『自分が引っ張っていかないと』という気持ちが空回りしてしまい、思い通りに動かない人に対してきつい言葉を投げたこともあった。
それまで慕ってくれていた後輩からも距離を置かれて孤独になっていく中で、自分がパワハラしていたと気づいた。初めて責任のある立場になった人は、自分の結果にこだわりすぎて周りが見えなくならないように注意してほしい」(40代・女性)
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■本当にやばい人は自分で気づかない
本当にハラスメント気質がある人は、自分で気づいていないとの意見もある。
「客観的に『ハラスメントだった』と反省できるのなら、まともな人だと思う。これほど問題になっている中で、いまだに威圧的な言動を繰り返すような人はどうかしている。
そんな人は、自分で『パワハラをしている」なんて自覚はないと思う。前に勤めていたブラック企業では、『おまえのことを思って言っている』と何度も言われたし」(30代・男性)
表立ってではなく、裏でコソコソとやられるのも嫌なパターンだ。
「パワハラ気質だった部長が別の支店に飛ばされて喜んでいたのに、1年後、また戻ってくることになった。少し勉強したのか威圧的な態度はなくなり、表面的には穏やかに。
しかし性格がよくなったわけではなく、自分の有利に働くように裏工作をネチネチするようになっただけ。これもある意味、パワハラな気がするけど…」(30代・女性)
自分でハラスメントだと気づいていない人に、どのように気づかせるかも課題である。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20~60代の男女1,537名(有効回答数)