雇用保険、有給、労災も一切ナシ ブラックすぎるパチンコ景品交換所の従業員が悲鳴

パチンコにはつきものの「景品交換所」。法律で認められている仕事ではあるものの、その勤務形態は恐ろしく時代錯誤なところもあるようだ。

パチンコ店
(Andrea Zangrilli/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

パチンコ店は禁煙化や分煙化も進み、以前よりはクリーンになってきた印象もあるが、その周辺にはまだまだブラックな仕事があるようだ。

残業の証拠を自動で残せるスマホアプリ「残業証拠レコーダー」を提供する日本リーガルネットワークに寄せられた、とんでもないブラック職場の体験談を紹介しよう。


 

■採用条件と異なる早出を強要

ヨッシーさんは、「始業時間が11時から」という条件を見て、パチンコの景品交換所の仕事に応募したという。

「実際に採用が決まったら10時20分までには店舗に入るように言われました。仕事に慣れるまで早目の出社は仕方ないとは思ってましたが、時給制なので少なくとも30分の賃金は出ると思っていました。


しかし、『景品を買い取っている時間分しか賃金は払わない』と言われ、早番は11時から17時分の賃金しか出ません。


また、中番は17時から23時分の賃金なのですが、どのシフトも休憩取らせてもらってないのに、中番は休憩として15分賃金を引かれてます。 遅番は21時から23時の賃金です。


買い取り前後に事務作業があるのですが、『それは買い取り作業ではないから』と言って賃金は付けてくれません。


たまにお客様が遅くに来て買い取り時間が5分くらい遅くなる時はシフト表に付けてよいと言われて書いたのですが、文句を言われ、給料に付いてたり付いてなかったり、また付いていても、深夜割り増し賃金になっていなかったりします(たった5分ないのに)」


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■雇用保険、有給、労災もナシ

その会社は社会保険も一切なく、経営者も後ろ暗いことをしているのではないか…とNさんは疑っている。

「パチンコ店は年に数回深夜営業するのですが、その時は早番11時~18時(実働10時20分~18時)、中番は18時~1時(実働17時45分~1時15分)、休憩分として15分引かれます。引く時は深夜割り増し。遅番は23時~1時(実働22時45分~1時15分)。


雇用保険も有給も通勤時の労災もついてなかったので、言ったら、『ウチはそういうの一切付けてない』と取り合う気ゼロ。


休みの日にいきなり出勤を告げられる時もあり、年収がオーバーしそうになったので調整を頼んだら、社長と奥さん二人から、『ウチは証拠何も残してないから』とごまかすように責め立てられました。


たまにお客様がお金を取り忘れするのですが、そのお金は社長がすぐに持って帰ります。 パチンコ店から現金を預り交換所をやっているので、そのお金は本来パチンコ店の物です。


この間、『車を現金で買った』と自慢していたので、横領もしているのではないかと疑っています。 セクハラ、パワハラにも耐え、最低時給で働いているのでせめて働いた時間分の賃金は欲しいです。 雇用保険、有給も欲しいです。

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