路上でプロポーズ後に指輪が排気口へ落下 ロマンチックな結末に「映画みたい」と感動の声
ニューヨークでプロポーズした男性が直後に指輪を落下させる。見つけた市警がツイッターで探す事態に。
プロポーズをし、その直後に指輪をなくす…そんな悲劇があるカップルを襲った。だがその後、予想だにしない経路で、指輪が本人たちのもとに届くことになった。
そんな、米ニューヨークの地で起きた「奇跡のストーリー」が、ネットで話題となっている。
■路上を転がり排気口へ
英国からNYを訪れたあるカップル。毎日35万人が訪れるというタイムズ・スクエアで、男性がプロポーズをし、めでたく成功したという。そんなロマンチックな展開の直後、なんと男性が指輪を落としてしまう。
指輪は、路上を転がり歩道の鉄格子をくぐり抜け、地下排気口に落下。結局見つかることなく、二人は帰国したという。その後、指輪を見つけたのは市警だった。防犯カメラの映像には、悲観に暮れながら指輪を探す二人が映っていたが、特定には至らなかった。
そこで市警は、ツイッターを利用し、本人特定のための「国際捜査」に出る。カメラの映像とともに投稿したところ、2万回以上のリツイートや多くの情報提供があり、無事本人を特定できたそうだ。
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■「ありがとう、ツイッター」
本人特定に成功すると、市警は以下のようにツイート。
「いまや幸せなカップルとなった2人は英国に戻っているが、みなさんのリツイートのおかげで、われわれが2人を探していることが本人たちに伝わった。現在、指輪を送る手配をしている。おめでとう」
また、指輪が2人のもとに届けられると市警は、笑顔の2人の写真とともに「ありがとう、ツイッター。本件は解決した」と、ツイッターへの感謝の言葉をつぶやいたという。