「早生まれの子供」競技離れ続出? 「早生まれは、発育が遅いのか」議論も

日本陸連は、「発育が遅く、結果を残せない」という早生まれの子供たちにも対応するため、初の育成指針を作ったというが…

2018/12/05 08:30


運動会
(T-kin/iStock / Getty Images Plus/写真はイメージです)

日本陸上競技連盟(以下、日本陸連)は、多くの子供たちに陸上競技を続けてもらうため、「指導者が一人ひとりの成長の違いを認識して指導する」と、初めての育成指針を作ったそうだ。



■「早生まれ」の競技離れ多い?

1月1日から4月1日までの間に生まれた、いわゆる「早生まれ」の子供たち。幼少期は、同学年の子供に比べて「発育が遅く、結果を残せない」と、競技をやめてしまう場合もあるという。

とはいえ、優れた結果を出すのは高校生以降のことが多く、才能を早期に見極めるのは難しいようで、「小学校期」や「中学校期」「高校期」など大きく6つのステージに分けて「中長期的な視点での指導」をすることが重要だとか。


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■今年の陸上大会は、初の試みも

また、日本陸連は今年10月の大会に合わせて、陸上競技のジュニアオリンピックの出場条件を見直す、という初の試みを行っている。

これまで、学年ごとに出場していたものを「早生まれ」の選手は、1つ下の学年の選手と同じ区分で出場させた。その結果、以前は8位入賞に届かなかった「早生まれ」の選手が、3位に入るというケースもあったそうだ。

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■「早生まれは、発育が遅い」って…
陸上競技
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