ライターになりたい人も必見! コラムニスト・東 香名子氏に習う「バズるタイトル」とは
コラムニスト・東香名子さんの著書『100倍クリックされる超Webライティング バズる単語300』が今月10日に発売。実際にタイトルの付け方も教えてもらった!
SNSなど誰もが文章で発信をする昨今、「どのようにすれば、自分の書いた文章を多くの人に読んでもらえるか」という悩みを持つ人も少なくないのではないだろうか。
そうした悩みを解決してくれる著書『100倍クリックされる 超Webライティング 実践テク60』(PARCO出版)を執筆したコラムニスト、東 香名子(あずま かなこ)さんに話を聞いた。
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■外資系企業の受付をしていた時代も
ファーストキャリアを編集プロダクションでスタートさせ、現在はコラムニストとして活躍する東さんだが、外資系企業の受付として働いていた時期もあるという。一見、珍しい経歴のようにも思われるが、そこにはどのような経緯があったのだろうか。
東:最初、ライターになりたくて編集プロダクションに入ったんですね。でも、なかなか仕事が覚えられずに毎日終電まで居残りしたり、帰れない日もあったりして…。下積みなので勉強にはなったんですけど、書く仕事が嫌になっちゃったんですよ。出版業界に憧れていたんですけど、「もういいや」って。
ずっと英語を勉強していたので、「次は英語を活かす仕事だ!」と思って仕事を探し始めて、ご縁があって外資系企業の受付になったという感じですね。
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■「やっぱり書きたい」という欲求
「書く」という仕事に憧れて入った編集プロダクションでの激務に疲弊して、「書く」ことから距離を置くようになってしまった。
しかし、「文章を書きたい」という欲求は消えてしまったのではなく、ただ彼女の中で眠っていただけだった。
東:仕事を始めて何年か経ったときに、「やっぱり書きたいな」って思うようになって、出版社の友達のお手伝いをするようになりました。
そうすると、もっと色々書きたいと思い始めて。そのときにライター募集に応募したのが、私が編集長をしていたメディア『東京独女スタイル』でした。
当時、そのメディアには人が全然いなくて、社長さんと外部のライターさんが2、3人みたいな。そのメンバーにとくに編集経験がある人もいなかったらしく、「てにをは」とかが「おやっ…」って感じだったので、「私が編集やります!」と言ったのがウェブメディアのキャリアのスタートでした。