教師の「誤解」で中1男子が自殺 「死に追い詰めた言葉」に怒りの声
鹿児島県奄美市の中学1年の男子生徒が自殺した事件。第三者調査委員会は「不適切な指導」と教師の瑕疵を認めた。
■「先生は裁判官じゃない」と怒号
誤解をし、そのうえで生徒を追い詰めたこの教師に、ネットからは「絶望的な気持ち」「先生は裁判官じゃない」と怒りの声が多くあがっている。
・担任も一緒になっていじめてたんじゃないのか、と思えるレベル。そんな勘違いなんてあり得るのかな
・罪なのに、やったんだろと決め付けられ、誰も信じてくれる人がいなかったら、誰だって絶望的な気持ちになりますよね
・先生は裁判官じゃないよ。相手は子供なのに、結局根拠のないことで責めたということ
・「いじめ」=「誰が悪い」=犯人捜し…じゃない。日常から「いじめ」は見え隠れしている。もう少し、生徒の中に入れる教員なら見抜けたと思う
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■自殺を考えた人の割合は…
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,332名に「自殺」について調査したところ、20〜30代の3人に1人が「本気で自殺を考えたことがある」と回答した。
たった一つの誤解が、最悪の展開を招いてしまった今回の事件。教師1人の責任を追求する声も多い一方、「過酷な労働環境が生んだ事件」と社会全体の問題だとする声もあがった。
なぜこのような顛末を迎えたのか、広い視野で捉えていく必要があるのかもしれない。亡くなられた男子生徒のご冥福を祈りたい。
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(文/しらべぇ編集部・東水 壮太)
対象:全国20代~60代の男女1,332名(有効回答数)