気持ちで治ったら医者いらんわ! 「病は気から」のことわざに批判も
「病は気から」とのことわざがあるが、気持ちだけではどうにもならないのが病気の怖いところである。
■病から気への影響も
気によって病気になるのではなく、病気によって気持ちが左右されるとの意見も。
「加齢で膝を痛め、現在はリハビリに通っている。日によって調子が違うけど、痛みが少ない日は気持ちも上向きになる。そして痛みが強い日は気持ちも沈んで、なにもしたくない状態に。
『病は気から』と言われるけれど、病から気への影響のほうが大きいと思う」(40代・女性)
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■熱があると知った瞬間につらくなる
「病は気から」との言葉が、当てはまる症例もある。その代表ともいえるのが、「自律神経失調症」だろう。
「自律神経失調症みたいに、ストレスが原因で体調に支障をきたすことはあると思う。『病は気から』ってのは、そこからできた言葉なんじゃないかな…」(30代・女性)
熱があると知ってから、急に体調が悪くなるのもよくある話だ。
「『なんだか熱っぽいなと思って、体温を計ったら38℃もあった。それまでは『ちょっとだるい』くらいにしか思っていなかったのに、高熱と知った瞬間から『重症だ』と思い疲れが一気に出た」(30代・男性)
どんな病気であっても気持ちを保つことが大事だという、先人からのメッセージなのだろう。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,537名(有効回答数)