タモリが話題の豊洲に まさかの豊洲市場スルーに「ブラタモリらしい」の声続々

『ブラタモリ』(NHK)で、タモリが豊洲を訪問。話題の豊洲市場には行かなかったことが、視聴者の間で話題に。

2018/12/16 05:00

15日に放送された『ブラタモリ』(NHK)では、タモリ一行が東京の豊洲を訪問した。

豊洲といえば、東京中央卸売市場が築地から移転した豊洲市場で注目を集めているスポット。10月11日に開場し、今新しい東京の名所として多くの人で賑わう豊洲市場だが、今回のブラタモリでは「あえて」スルーされた。



 

■豊洲は日本の復興・発展を支えた?

番組冒頭では、案内人が「今日は豊洲市場の前にいるんですけど、市場には行かないという…」と発言。てっきり行くとばかり思っていたタモリは「行かないの?」と驚き、林田理沙アナウンサーもつられて「えっ、入れないんですか?」とがっかりした様子をみせた。

その後、豊洲誕生の秘密に迫るため、2人は名物の水陸両用バスで豊洲の運河を巡る。昭和初期、東京には国際的な港が必要で、大型船が入港できるよう大規模な港の整備を進めたという。

しかし、東京の財政は大赤字となり、この状況を打破するため、当時は豊洲を中心とした万博の開催が予定された。だが昭和13年、日中戦争の激化により延期に。

かつて、豊洲の埠頭には石炭置き場や発電所、ガス工場、鉄製品の倉庫が誕生して、戦後の東京の復興を支えるエネルギー基地となり、さらに、豊洲には鉄道も敷かれたことで戦後復興が加速したという。


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■市場スルーが「ブラタモリらしい」と話題

今回、視聴者の間では、豊洲を訪問したにも関わらず、今話題の豊洲市場に行かなかったことについて「ブラタモリらしい」「安定のブラタモリ」などといった声が相次いで上がった。


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■市場移転には疑問の声も

しらべぇ編集部では、全国20代~60代の男女1,365名に「築地市場が豊洲に移転する理由がわからない」と答える人がどれほどいるのかを調査。

最も「わからない」と答えたのが50.0%の60代女性、その次に多かったのが46.3%の40代女性だった。日本の復興や発展を支えた豊洲だが、移転される先として選ばれた理由には未だ疑問が残るようだ。

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(文/しらべぇ編集部・綿 つゆ子

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2016年9月23日~2016年9月26日
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)

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