札幌・爆発事故「スプレー缶100本穴あけ」に絶句 「闇が深い」「日曜夜なのに…」
札幌で起きた爆発事故。原因とみられる「スプレー缶100本穴あけ」に疑問の声が相次ぐ。
札幌市豊平区の居酒屋などがある建物で16日夜に起こった爆発事故。40人以上が重軽傷を負うなど、大きな被害が発生している。
飲食店の隣にある不動産仲介会社での「除菌消臭スプレーのガス抜き作業」が原因とみられているが、ネット上では店員への怒りや同情の声が相次いでいる。
■スプレー缶100本穴あけ作業後に…
居酒屋は倒壊、不動産仲介会社の店舗は跡形もない状態になり、付近の建物の窓ガラスが割れるほどの被害が出ている今回の事故。
報道によれば、不動産仲介会社の従業員が室内で除菌消臭スプレー缶を100本以上に穴をあける作業をした後、手を洗おうと給湯器を使用した際に爆発が起こったなどと説明していることがわかった。不動産店舗の損傷がとくに激しいことから、警察はこのガスに何らかの原因で引火した可能性が高いとみているという。
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■危険行為に「なぜ100本も…」
スプレー缶が原因とみられる爆発に、ツイッターや『ガールズちゃんねる』では「なぜ100本も…」「危険だと思わなかったのだろうか」と怒りの声があがる。
「スプレー缶に穴を開けるという行為自体は知ってるのにその意味を理解してなかったあたり、呪術的な何かだと思ってたんだろうか」
「なんで100本も…湯沸かし器つけるのもダメでしょ…」
「スプレー缶の穴あけが危険っての、話には聞いていてもこうやって実例が飛び出してくるまではなかなか実感できないもんだな」
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■「闇が深い」「なぜ日曜の夜に…」と疑問
午後8時半ごろの爆発事故だったが、これについて「なぜその時間に作業を…」「従業員が気の毒」と同情する声もあがっている。
「常識はずれとか、そう言う感情ではなく、まず『日曜日の8時半頃に100本ものスプレー缶の処理をさせられて気の毒だなぁ…』と頭の下がる思いしかなかった」
「室内でスプレー缶に穴開けて給湯器でドカンはあまりにもバカだけど、12月の札幌、雪の積もった街道沿いの吹きっさらしの屋外(隣は繁盛してる居酒屋)で日曜の夜にスプレー缶100本の穴あけとか死にたくなるだろうし、室内で作業したことはあんまり責めたくないんですよね。バカだけど」
「今はスプレー缶も穴開ける必要ないみたいだけど、日曜夜にスプレー缶100本も穴開けるってもう…闇。闇が凄い」
多くの人が被害に遭った今回の爆発事故。一刻も早い原因究明とともに、二度とこのような事故が起こらないよう願いたい。
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(文/しらべぇ編集部・鳩麦エスプレッソ)