松嶋尚美、南青山の児童相談所建設への発言に視聴者愕然 「虐待」「偏見であり差別」と炎上

19日放送の『バイキング』港区南青山の児相建設を取り上げた。話を振られた松嶋の発言が炎上している

2018/12/20 07:30


松嶋尚美

19日放送の『バイキング』(フジテレビ系)では、10月から今もなお続いている、都心の一等地である東京・港区南青山に建設予定の、児童相談所などの複合施設をめぐる問題を取り上げた。

番組内で「自宅近くに児童相談所が建設されるとなった場合…」に出した松嶋の発言が物議を醸している。



■住民説明会6回目でも、溝埋まらず

「児童相談所」をはじめ「DV被害者を一時保護する、母子生活支援施設」を総工費およそ100億円かけて建設、2021年4月にオープンさせる計画だ。

この計画には、当初から「なぜ南青山でなければいけないのか」「価値を下げてほしくない」など、一部住民たちからの激しい反発と不満の声が挙がっていた。

反対派の中には「南青山の小学校はレベルが高いので、児童相談所に通う子供たちが辛い思いをする」と、主張している人もいるようだ。先週末に開催され6回目となる住民説明会でも、怒号が飛ぶほど大荒れになり、住民と区側との深い溝はなかなか埋まらない。


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■「引っ越す可能性ある」

19日の『バイキング』では、この問題についての議論が繰り広げられた。意見を求められた松嶋は「知識があまりない」としながらも、自分の住む区に児童相談所が来ることになったとしたら「引っ越しする可能性あります」とコメント。

その理由について、2児の母でもある松嶋は「親に暴行されてキーッとなった子が外に飛び出して暴力振るったり、カツアゲしたりするかもしれないという変な心配がひとつ」と述べた。

さらに、松嶋の子供が通う学校で暴力を振るった子がいたといい「親がしているから、された方はそこまで悪いとは思っていない」と持論を展開し、「そういう面では悩むことは正直、ある」と語った。


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■「暴言、いや…虐待」「許されない」

自分の言葉を瞬間で思い直したのか、その他ゲストの空気を感じたのか「ちょっと最悪なこと言ってますけど…」と、自身のコメントを「最悪なこと」と締めた。しかし、松島の発言はSNSで多数の批判が寄せられている。

「この人の発言は、誹謗中傷、暴言、いや…虐待です。公共の電波使って虐待してますよ…謝罪してください」


「胸が苦しくなった。 保護された子供は暴力を振るったりカツアゲする可能性あるから…って。すごい偏見」


「『知識があまりない』なら何も言わないでほしい。何か言いたいなら番組前に学んでおこうよ。電波に乗せてすごいこと言っているのは気付いてないよね」


「偏見であり差別でしょ。自分の子供さえ良ければいいの? いじめに繋がるよ。「虐待を受けた子供を誹謗中傷」許されない発言でしょ」


バラエティでは飾らない発言が魅力でもあり「天然」と慕われている松嶋。だが、生放送であることと取り上げる内容を把握して、もっと真摯に向き合うべきなのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳

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