立憲民主党、勝間和代氏のパートナーでLGBT活動家の増原裕子氏の参院選擁立を発表

渋谷区の「同性パートナーシップ証明書」第1号としても知られ、現在は経済評論家の勝間和代氏との交際をオープンにしている増原裕子氏が、立憲民主党の参院選候補者に。

2018/12/20 11:30

増原裕子

立憲民主党は、経済評論家の勝間和代氏のパートナーでLGBT活動家の増原裕子氏を次期参議院選挙・京都選挙区の公認候補者とすることを決定した。

増原氏は、渋谷区が全国に先駆けて始めた「同性パートナーシップ証明書」の第1号としても注目を集めたが、昨年、パートナー解消を報告。現在は経済評論家の勝間和代との交際を公表している。


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■違いを尊重しあえる世界を

増原裕子

16日夕、京都市内で枝野幸男代表、福山哲郎幹事長が同席し記者会見を開いた。増原氏は当日配付資料で政治家を志す理由について、

「すべての人たちが自分らしい生き方ができて、違いを認めあい、助けあい、尊重しあえるような社会にしたい、と私自身の経験から強く思っています。それが政治家を志す理由。


女性、障害のある人、高齢者、外国人、LGBT、シングルマザー、シングルファーザー、経済的に困窮している人など、日々の生活が苦しかったり、差別や偏見を受けたり、人に言えないことを抱えて葛藤して悩んだりして、生きづらさを感じている人たちが、日本社会の中にたくさんいます。こういう生きづらさを解消していきたい」


と述べた。


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■パリ留学が転機に

また、目指す政治としては、

「誰もが自分を肯定できる社会をつくりたい。私の原体験には、思春期にずっと女性が好きだと言えず、10歳から 22歳の12年間、つらく苦しい思いをしてきたことがあります。人と違っているということがとても怖く、自己否定と葛藤の日々でした。


22歳のとき、親友に初めてカミングアウトして温かく受け入れてもらえたことが、大きな一歩になりました。パリ留学時代に、個性が尊重され自由と平等を大切にする街で、同じような仲間とつながることができ、『私は私のままでいいんだ』と自分を肯定できるようになったことが、人生の大きな転機となりました」


と語った。

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