フィンランド人が初めて烏龍茶を飲んだ結果 まさかの「ホットチーズ烏龍茶」が誕生

フィンランド人が烏龍茶を初めて飲んだ結果…

提供:サントリー

12月に入り、街はクリスマス一色になってきた。恋人がいる人はカップルで、子供がいる人はファミリーで楽しく過ごすことだろう。

子供のクリスマスの楽しみといえば、やはりサンタさんからのプレゼントだが、大人の楽しみはクリスマスのごちそうではないだろうか。

 

■クリスマス料理にも烏龍茶は合うのに…

ローストチキンなどの欧米料理からお寿司などの和食、クリスマスケーキなどのスイーツ系まで、クリスマスに食べるモノはさまざまだ。

そんな幅広い料理に合う飲み物といえば、しらべぇ取材班が世界中に行って各国の料理とマッチすることを確かめてきた『烏龍茶』をオススメしたい。

だが、烏龍茶はさまざまな料理に合うことは確かだが、いまいちクリスマスの飲み物といった認識はあまりない。

 

■サンタクロース村が近くの街へ

クリスマス料理にも絶対合う烏龍茶を、もっと日本のみんなに飲んでもらうにはどうすればいいのか? クリスマスの本場でヒントを探すしかないだろう。

…ということでやってきたのは、フィンランドのロヴァニエミ市。サンタクロース村も近くにある、まさにクリスマスの本場中の本場である。

ちなみにサンタクロースにヒントを尋ねようとしたのだが、夢を運ぶサンタさんは商業が関わることには申し訳ないけど、どんな質問でも答えられないとのこと。マジかよ!

 

■フィンランドの家庭にヒントを探る

それならば、フィンランドの一般家庭で伝統的なクリスマス料理を食べてもらい、ソレに烏龍茶を合わせてヒントを探るという試みにチェンジ。

協力してくれた一家の旦那さん・ヨルゴスさんは大の日本好きで、記者に好きな日本の映画のディスクを見せながら

「飲んだことはないけど、サントリー(烏龍茶のメーカー)は知ってるよ! 僕は日本にも行ったことがないんだけど、日本の文化は本当に大好き!

 

フィンランドの伝統的な料理と日本で有名な飲み物を一緒に味わえるなんて、感動が止まらないよ! 早く飲ませて!!」

 

と、熱く語ってくれた。

 

■クリスマスのごちそうが並んでいく

ヨルゴスさんも待ちきれなそうなので、さっそくフィンランドの伝統的なクリスマス料理と、烏龍茶の相性を検証。

フィンランド風のクリスマスパンや、ホワイトフィッシュという川魚の燻製、フィンランド風のサーモンの塩漬け・グラブラックスなど、ごちそうが並んでいく。

 

■パパ「烏龍茶って5ユーロぐらい?」

さっそく烏龍茶を飲んだヨルゴスさん

「ペットボトルのお茶なんて初めて飲んだけど、さわやかで食事中にぴったりだね。コレ5ユーロ(650円)ぐらい? 紅茶ぐらいしっかりお茶の風味が楽しめるのに、緑茶のように爽やかな印象もある。

 

クリスマスパンのような水分が欲しくなるパンにも、グラブラックスのような味や脂が濃厚な魚にも、ニシンのマスタード和えのような酸味のある料理にもバツグンに合う」

 

と絶賛。

 

■おじいちゃんの衝撃発言

ヨルゴスさんの隣で黙々と烏龍茶を飲んでいた、おじいちゃんのエスコさんからは、いきなり衝撃発言が飛び出す。

「こんなに美味しい飲み物と料理を味わうと、1943年の戦時中を思い出すわい…。あのときはクリスマスの時期は2週間だけ父が戦地から帰ってきて、おなじようにクリスマスパーティーをしたんじゃ。

 

わしが4歳のころじゃったが、そのときは本当に幸せがいっぱいで、当時の記憶がよみがえってきたよ」

 

と、まさかの75年前のクリスマスを思い出してしまったようだ。烏龍茶パワーすげぇ…。

 

■お母さんも高評価

おじいちゃんの話を横で聞いていたお母さんのリーサさんも「フィンランドではペットボトルのお茶はあまり見かけないけど、本当に美味しいわね」と喜んでおり、評価はかなり高いようだ。

メインのジャガイモとハム、ヨーロッパの根菜のキャセロールをメインに、クリスマス料理を堪能した。

 

■子供が作るクリスマス定番スイーツ

そうこうしているウチに、娘さんのエミリアちゃんとヨハンナちゃんが、デザートのパイ生地ジャムのせを作っていく。

パイシートを風車のように切り、上にジャムをのせてオーブンで焼くだけの簡単なデザートで、クリスマスに子供が作る定番スイーツらしい。

 

■ホット烏龍茶も味わう

パイを食べるときは、烏龍茶をホットにして味わうリーサさん。

「ホットにすると香りがより引き立って美味しくなるわね。お菓子にも合うわ。コーヒーみたいに“レイパユースト”を入れて飲んでもいいんじゃない?」と気になるコメントが。

 

■レイパユーストってなに?

レイパユーストってなに? と聞くと、おばあちゃんのリトヴァさんが実際に持ってきてくれた。

レイパユーストはロヴァニエミも含まれる北欧のラップランド地方で食べられるチーズで、クラウドベリーなどのジャムと一緒にケーキのように食べるチーズ。

また「Kaffeost」というレイパユーストを入れたコーヒーは、ラップランドの家庭で飲まれるコーヒーとしてはド定番らしい。それを烏龍茶で試そうというワケだ。

レイパユーストを手際よく切るリトヴァさん、切り方はひし形にするのがラップランドの家庭のこだわりだそうだ。

 

■ヨルゴスさんが烏龍茶にチーズを…

美味しそうだからまず僕が試す! とノリノリなのは、日本大好きなヨルゴスパパ。レイパユーストをちぎってホット烏龍茶に入れ、飲んでみると…!!

「イケるや~ん!」とドヤ顔に。美味しいので記者も試すように言われたので、マネして飲んでみることに。

 

■日本人記者もホットチーズ烏龍茶を試す

だが、正直に言ってチーズを烏龍茶に入れるとは、日本人の感覚からすると未体験すぎて怖いのも事実。勇気を出して飲んでみる。

あ、アレ? 普通にウマいんですけど!? ホット烏龍茶の熱でレイパユーストがクニュッとした心地よい食感になっている。

また、烏龍茶もレイパユーストの乳製品の風味が加わり、スッキリとした中にもほんのりまろやかなテイストに仕上がっているではないか!

 

■烏龍茶とチーズの相性がいいのは当然!?

よく考えたら日本でもコーヒーにミルクは入れるし、烏龍茶は茶葉を半発酵させたお茶なので、発酵食品のチーズと相性がいいのは当然のこと。

そういえばイギリスの凄腕日本人シェフが出してくれたチェダーチーズにも烏龍茶はバッチリ合ったし、チーズと烏龍茶が名コンビという事実も判明。

 

■楽しくクリスマスパーティーは終了

「俺も混ぜてほしい…」と後ろで見ていた通訳の旦那さん(フィンランド人)にもヨハンナちゃんが烏龍茶をあげる微笑ましい光景も見つつ、取材は終了。

まさかの『チーズホット烏龍茶』も誕生しつつ、烏龍茶を飲みながら楽しく本場フィンランドのクリスマスパーティーは終了した。

 

■日本のクリスマスパーティーにも烏龍茶を

本場フィンランドのクリスマス料理にもバッチリ合った烏龍茶、ヨルゴスさんは気に入りすぎてパーティー後も飲んでいた。今年はぜひ日本のクリパにも、登場させてみてはいかがだろうか?

日本だとレイパユーストは手に入りづらいが、モッツァレラチーズでも代用可能。パーティーのイベントのひとつとして、実践してみるときっと楽しいぞ!

(取材・文/しらべぇ編集部 提供:サントリー)

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