毎年欠かさず初詣に行く人はどんな人? 結婚をきっかけに「心境の変化」もあるのか
「平穏無事に過ごせますように」新たな目標を胸に神頼みをする人で溢れる初詣
今年も残すところあとわずか。師走と言われるように12月はあっという間に過ぎ、瞬く間に新しい年が訪れる。年末は今年一年を振り返り、年が明けると今年一年の抱負をしたため、各々新しい年の訪れを祝う。
中には、一年を平穏無事に過ごせるようにと初詣に欠かさず訪れている人も少なくないだろう。
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■初詣に向かうのは約3割
しらべぇ編集部が、全国20〜60代男女1,537名に調査を実施したところ、全体の30.4%が「初詣に必ず行っている」と回答。
3人1人の割合とやや控えめな割合だ。中には、お正月休みが稼ぎどきの企業もあり新年から働いている人もいる。毎年欠かさず初詣をするのは難しいと考える人も多いのかもしれない。
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■40代に際立つ参拝者
さらに、この調査結果を男女・年代別に見ると…
もっとも割合が高いのは、40代女性で37.8%。その後、50代男性、60代女性と続き、年配者に初詣の参拝が目立つ結果となった。
一方で、最も低いのは20・30代の若い世代であり、2割台と全体平均を下回っていることも特徴的だ。 お正月には、朝から晩までテレビの特別番組が放送される。初詣に行くよりも自宅でのんびり過ごしたいと考える人が多いということだろうか。
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■家庭を築くと初詣に行くようになる?
家庭を築くようになるとライフスタイルが大きく変わり、初詣参拝者も推移するはず。そこで、未既婚別にデータを整理すると興味深いことが判明。
20代を除くすべての世代で既婚者の割合が上回る結果となった。もっとも高いのが、30代で53.8%と未婚者に5ポイント差を付けている。
お正月の期間は長期休暇ということもあり、家族が揃う大切な時間でもある。子供はお祭りごとが大好きなため、出店に行きたいとせがむこともあるだろう。今年一年の健康と安全を願って、一家で地元の神社に足を運んでいるのだろう。
一方で、20代では未婚の割合が大きく上回っていることも特徴的だ。実家に帰省し、地元の友人たちとの再会も兼ねて初詣をしていることが考えられる。
何かと慌ただしい年末年始だが、家族と過ごせる大切な期間でもある。新たな目標と日頃の感謝の気持ちを胸に、初詣に行って新しい一年のスタートを切ってみてはいかがだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の男女1537名(有効回答数)