東京五輪ボランティア、応募者16万人突破 都立高校で「全員出して!」と申込書を配布する謎

東京五輪・パラリンピックのボランティアの応募者数が、目標人数の倍近くの16万人になったと発表。一方、都立高校で配られたものは…

2018/12/22 07:30


 

■「とりあえず書いて全員出して!」

そんな中、都立高校の生徒が19日に自身のツイッターに投稿した内容が話題になっている。

「とりあえず書いて全員出して!って言われたんだけど都立高の闇でしょ」


とのコメントとともにアップされたのは「東京五輪ボランティア申し込み用紙」の写真のようだ。

当初は「興味のある人だけ」とのことだったようだが、応募者が集まらないため、「半強制的になった」そうだ。


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■「都市ボランティア」

写真を見ると「都市ボランティア 申込用紙」の文字が確認できる。空港・観光地・競技会場の駅周辺など観光客案内の「都市ボランティア」は、2万人以上の人材を集めたいとしていた。

競技会場や選手村などの大会関係施設が活動場所となる「大会ボランティア」に比べて、応募者の人数が伸び悩んでいると報じられていたが、4日には目標の2万人を突破したと発表。にも関わらず、まだ募集の呼びかけをしているのだろうか…

このツイッターには、「とりあえず詐欺」「学校の評価を上げるため」など様々な意見が寄せられている。

「ボランティアに参加させれば東京都から文句言われないし学校の評価が上がる。 そのために学校側は生徒を売ったのか…」


「とりあえず…では済ましては行けない問題ですね…教育委員会と、文部科学省に連絡を!」


「とりあえず詐欺! 意に反して猛暑の中ボラすることになっちゃうかもよ。学校の評価を上げるためだけにこんなことやってるのかね」


「2020年の部活合宿、バスが足りなくなるからという理由で、各高校に合宿自粛要請来てるって先生が言ってたの思い出した これも闇」


本来ボランティアへの応募は自発的に行うものであり「とりあえず」で誰かにやらされることではない。投稿者も「闇でしょ」と綴っているように、生徒に何かを煽るのであれば、説明をするべきではないだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳

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