張本勲氏、日本製紙クレインズ廃部に「若者がアイスホッケーやりたがらない」と発言→ファン激怒

日本製紙クレインズの廃部を知った張本氏。また物議を醸す発言を…

2018/12/23 12:30


 

■アイスホッケーファンが激怒

張本氏の「やる若者がいない」という発言に、アイスホッケーファンは「若い選手はたくさんいる」「経済的な問題」と一様に怒りの声を上げた。

日本製紙クレインズの廃部について「若者がいない」とした張本氏だが、同チームの記者会見では、オーナーが「紙の需要低迷によって経営環境が厳しく、運営継続が困難になったと判断した」と発表。廃部は「経済的な問題」の要素が強いものと思われる。


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■コメントへの評価は厳しい

『サンデーモーニング』は番組そのものについても正確性について議論となっているが、張本氏のコメントについても思い込みによる発言など「間違ったものが多い」との指摘がある。

しらべぇ編集部が全国20〜60代の張本氏を知る男女954名を対象に「張本氏のコメントは正しい」と思うか聞いた調査では、じつに8割が「正しくない」と回答。

張本勲

残念ながら「正しいコメントをしている」と感じている人は極めて少ないのが現状だ。

『サンデーモーニング』の性質上必ずしも正しいことを言うのではなく、思想を語ることに重きを置いていると思われるため、番組関係者は張本氏のコメントが「正論」でなくてもいいのかもしれない。

しかし愛するチームを奪われた選手・関係者、そしてアイスホッケーを愛するファンが悲しむ廃部劇を「やる若者がいないから」と結論づけられてしまっては、怒るのも無理はない。

アイスホッケーのことを「面白い」と評価していた張本氏だけに、「若者がやりたがらない」発言は余計だった。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2017年11月17日~2017年11月20日
対象:全国20代~60代の張本勲氏を知っている男女954名(有効回答数)

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