DV被害女性が暴行動画を公開 元交際相手は「俺って有名人?」と反省の色を見せず
英国でドメスティックバイオレンスの被害を受けた女性が、元彼が暴行する動画をSNSに公開。しかし、暴行した男性の言い分は…
英国で、1人の女性の「勇気ある行動」がSNS上で話題になっている。事件が起きたのは、2017年11月、英国ウェストヨークシャー州のハリファクス。
当時の交際相手ガレス・ワーン氏から家庭内暴力(DV)を受けたアシュリー・ブースさん(25歳)は、その様子を録画した防犯カメラの動画を公開し、その後も受け続けているDVを世に訴えたのだ。
■女性の顔面を殴打し、立ち去る男性の映像
約1分ほどの動画には、アシュリーさんに怒りを爆発させたガレス氏が暴言を吐いている様子が映っている。数秒後、ガレス氏がアシュリーさんの顔面を殴打。
アシュリーさんは殴られた反動で床にたたきつけられ、ガレス氏は彼女を助けることもなく立ち去る。全身打撲と鼓膜破裂の重傷を負ったアシュリーさんは当時妊娠中だった。
「わたしは自分が受けている暴力を公開することで、DVが横行しており、多くの人が苦しんでいることを世に知らしめたかったのです」
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■接近禁止命令が受けた後も暴行か
ウェストヨークシャー警察の広報官は、この件についてコメントを発表した。
「警察では届け出を受けたすべてのDVを徹底的に捜査し、被害者への支援を行っている。ハリファクス市内に住む女性が昨年11月に暴行を受けた動画がSNS上に拡散されていることは把握しており、調査を行った。
この男性は暴行罪で逮捕されており、女性に対する接近禁止命令を受けている」
アシュリーさんのSNS上の発言によると、接近禁止命令を受けた後もガレス氏からの暴行は続いたという。