お年玉は悪しき習慣? 「安月給でなんとか生活しているのに」と嘆きの声も
子供の頃はうれしかったお年玉も、自分が渡す側になった瞬間に「悪しき習慣」だと思ってしまう人もいるようだ。
■収入が少ない人は…
収入の少ない人にとって、お年玉は手痛い出費である。
「派遣の少ない給料で一人暮らしをしているから、毎月ギリギリの生活。それなのに大人というだけでお年玉を渡さないといけないなんて、納得がいかない。
むしろ私が欲しいくらいなのに。給料明細や貯金通帳を見せて、現状を知ってほしいくらい。子供には、理解できないだろうけど…」(20代・女性)
子供がいない人も、損していると感じているようだ。
「私は独身で子供もいないから、渡しても見返りがまったくない。子供がいる同士で勝手にやってくれたらいいのに」(30代・女性)
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■正月は子供と会わない
子供から欲しそうな目で見られると、つらいところだろう。
「ニートだった当時に、無理やり親戚の集まりに参加させられたことがある。子供たちがお年玉をもらってうれしそうにしている中、隅のほうでひっそり座っていた。
子供たちは『この人はくれないの?』みたいな目をして、こちらを見てくる始末。そんなお金ないから、目を合わさないようにしていた。こちらはただでさえ、ニートで肩身の狭い思いをしてるのに…」(30代・男性)
お年玉を渡さなくていいように、逃げている男性も。
「できるだけ、親戚の子供と会わないようにしている。どんなにケチと言われようとも、生活を圧迫するわけにはいかないから」(20代・男性)
それぞれの思いを乗せて、お年玉は子供のもとへ届けられる。
(文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国20代~60代の男女1,664名(有効回答数)