お年玉は悪しき習慣? 「安月給でなんとか生活しているのに」と嘆きの声も

子供の頃はうれしかったお年玉も、自分が渡す側になった瞬間に「悪しき習慣」だと思ってしまう人もいるようだ。

2018/12/30 19:00


 

■収入が少ない人は…

収入の少ない人にとって、お年玉は手痛い出費である。

「派遣の少ない給料で一人暮らしをしているから、毎月ギリギリの生活。それなのに大人というだけでお年玉を渡さないといけないなんて、納得がいかない。


むしろ私が欲しいくらいなのに。給料明細や貯金通帳を見せて、現状を知ってほしいくらい。子供には、理解できないだろうけど…」(20代・女性)


子供がいない人も、損していると感じているようだ。

「私は独身で子供もいないから、渡しても見返りがまったくない。子供がいる同士で勝手にやってくれたらいいのに」(30代・女性)


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■正月は子供と会わない

子供から欲しそうな目で見られると、つらいところだろう。

「ニートだった当時に、無理やり親戚の集まりに参加させられたことがある。子供たちがお年玉をもらってうれしそうにしている中、隅のほうでひっそり座っていた。


子供たちは『この人はくれないの?』みたいな目をして、こちらを見てくる始末。そんなお金ないから、目を合わさないようにしていた。こちらはただでさえ、ニートで肩身の狭い思いをしてるのに…」(30代・男性)


お年玉を渡さなくていいように、逃げている男性も。

「できるだけ、親戚の子供と会わないようにしている。どんなにケチと言われようとも、生活を圧迫するわけにはいかないから」(20代・男性)


それぞれの思いを乗せて、お年玉は子供のもとへ届けられる。

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(文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年12月14日~2018年12月17日
対象:全国20代~60代の男女1,664名(有効回答数)

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