2019年4月で終焉する平成 「昭和よりいい時代だった」と感じる瞬間4選
今年4月で幕を閉じる平成時代。昭和と比較してどうだった?
2019年の元旦は「平成最後のお正月」だ。今年4月の天皇陛下譲位を以って新しい元号となり、1989年1月から始まった「平成」は終わりを告げる。
「昭和」と比較すると日本に限っては大規模な戦争もなく平和な時代だった「平成」。巷では「昭和のほうが良かった」との声もあるが、実際は平成のほうがいい時代だったのではないだろうか。
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■平成のほうがいい時代?
しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,664名に平成時代について聞いた調査で、「平成のほうが昭和よりいい時代だったと思う」と答えた人は24.7%。
多くの日本国民は太平洋戦争など政情不安もあった「昭和」のほうが、「平成」よりもいい時代と感じている。
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■年代で意見に差
年代別で見るとはっきりとした傾向がでた
平成生まれの20代、平成育ちの30代は3割が「平成のほうが昭和よりいい」と答えたが、昭和を長く生き抜いた世代は割合が2割未満となっている。
終戦後、いざなぎ景気やバブルなど世の中が「右肩上がり」なことが多かった昭和だけに、停滞から後退に至った感のある平成よりもいい時代だったと感じるのかも。
もちろん、過去の記憶が美化されている要素もあるのだろう。