松本人志、TVバラエティの現状を嘆く 「スピード違反するのは水ダウぐらい」
TVバラエティの問題点を松本人志が斬る。
■ネット番組と地上波の違いにも言及
「ドキュメンタル」などでネット配信番組にも携わる松本が、地上波との違いについても持論を展開した。
「今、Amazonで番組をやらせてもらっているけども、地上波は『ルールを破ること』が面白い。ネットの番組は『ルールを作ること』が面白い。
今の地上波はルールを破ることすらできていない。法の目をくぐってギリギリのところを突いていく番組がない。全部そんな番組なら日本はダメですけどね。ぼくはそういうポジションかな、と」
指原莉乃が「私は見てて勝手な意見ですが、松本さんはドキュメンタルをやっているときが本当に楽しそう」と所感を述べると松本は、
「正直言うとドキュメンタルはギャラがいい。撮れ高がめっちゃいい」
「2019年は金にガッツいていく」との抱負を語る場面もあったが、それに徹して笑いを誘った。
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■視聴率だけを指標としたことがテレビをダメに
松本は、テレビの視聴率についても物申す。
「テレビのお偉いさんやスポンサーさんが、自分たちのセンスの無さを考えもせず、視聴率の数字だけに走りすぎた。視聴率がダメとは言わない。
あくまで一個の指標としてはいい。でも他にも指標を作ってやらないと。視聴率だけにした結果が今のテレビ離れを生んだ。それに対して未だに気づいていないように思う」
視聴率の数値の高さで判断する上層部に対して、毒づいたかたちだ。ネットでも視聴率至上主義に対しては懐疑的な人が多い。
#ワイドナショー テレビ番組の中身もそうなんだけど、スポンサーをどうするのかの話抜きは意味ないと思うんだよね。変な話、スポンサーがOK出せば松ちゃんの言う"制限速度いっぱい"を超える超えないってトコまで攻められるワケでしょ?視聴率低くてもスポンサーが腰据えれば番組は続けられるんだろうし
— tomohiro (@tomohiro1983) January 6, 2019
#ワイドナショー
松本さんが「視聴率に頼らない番組作り」をコメントしていたが、テレ東あたりはその辺を意識してやってる気がする。低予算、タレントに頼り切らない番組作りが受けてる気がするんだよなぁ🤔視聴率を度外視するならフジテレビはとりあえずバイキングを終わらせて若手の為の番組作れ😗— ankoromochi2017 (@ankoromochi2017) January 6, 2019
視聴率は、今どれくらいの人が見ているかの指標だから将来はない。視聴率が低い番組は、時代の最先端か、面白くないかのどちらか。視聴率を追いかける限り、テレビは面白くなくなる。 #ワイドナショー
— I.C.L (@hisa55ma) January 6, 2019
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■ネットの強みはいつでもどこでも見られること
むしろ今の時代は視聴率を気にするよりも「いつでもどこでも見られる環境づくりを気にするべきでは」との意見もある。
ネット配信番組やyoutubeの強みってネット環境があったら誰でもどこでも見れるっていうとこが強いと思う。ただテレビは住んでいる地域によっては放送されなくて見れない番組が多々ある。こんな時代なんだからいい加減この問題解決して欲しい… #ワイドナショー
— ダウンタウンのごっつええ感じ (@g1991_97) January 6, 2019
テレビとネットの番組は、放送データの伝達方法と、放送時間が固定になってるかの違いだけで、いずれ全てインターネットを通した方式に変わる可能性もあるので、どちらかというと番組のコンテンツ内容とスポンサーや視聴率方式の話だと思う #ワイドナショー
— Toshi3(トシさん) (@_Toshi_3_) January 6, 2019
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■水ダウの企画をやり過ぎと感じるのは少数派
しらべぇ編集部が全国の20代~60代の『水曜日のダウンタウン』を見たことがある人923名を対象に、「検証企画はやりすぎだと思う」かどうか調査を実施した結果、「やりすぎだとは思わない」人は59.6%。6割近くは問題視していない傾向が判明している。
TVバラエティ番組には、伸び伸びとバカな無茶をやり続けてほしい。
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国20代~60代の『水曜日のダウンタウン』を見たことがある人923名 (有効回答数)