日照時間の減少のせい? 冬場だけ憂鬱になる場合の原因と対策方法
冬は夏よりも、気分が落ち込みやすい。日照時間が少ないことが、要因のひとつとも言われているが…
冬は日照時間が短いせいで、ときに人の心に悪影響を及ぼすことがある。「季節性感情障害」と呼ばれ、日照時間の短い北米や北欧に患者が多いようだ。
画像をもっと見る
■3人に1人が「冬は憂鬱」
しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,664名を対象に、「冬場の気分について」の調査を実施。
「冬は憂鬱な気分になりやすい」と答えた人は全体で33.4%と、日本でも3人に1人が悩んでいる問題なのだ。
関連記事:米津玄師、紅白初出場に反響も… 「NHK酷すぎる」「容赦ないな」の声が出るワケ
■女性の割合が高い理由
性年代別では、すべての年代で男性よりも女性の割合が高くなっている。
うつ病患者全体の男女比でも、男性より女性が多い。月経前症候群(PMS)などのように、女性ホルモンの変動が心にも影響するのが一因だ。
「ただでさえ生理前には落ち込みが激しいのに、冬になるとさらに調子がでない。でもこの苦しさをわかってもらうのは、かなり難しいものがある。
なにか理由があって落ち込むと思ってる人が多いみたいで、『とくになにかあったわけではないけど、精神状態が悪い』っていう気持ちが、よくわからないみたい」(30代・女性)