暴力を振るう異性と交際経験ある? 若い世代では男性にDV被害が目立つ傾向も

歪んだ愛情が暴力に変わってしまう人もいる

2019/01/07 11:30


 

■「言葉の暴力」「マインドコントロール」

実際に、「恋人から暴力を受けたことがある」という人の声を見てみると…

「元彼に、度々『能なし』と言われ、成育歴や家族、欠点や実家の仕事などを悪く言われ続けうつ状態に。気にくわないことがあると物を投げられたことも。これも立派なDVだと思う」


「『死ね』という言葉の暴力。うまくいかないことがあると『お前のせいだ』と責任転嫁。挙句の果てには本気で殴ってくる。何度も別れようとしたけど、その度優しい彼に戻って『ごめんね』と言ってきたので、逃れられなかった。今思うと完全にマインドコントロールされていたと思う」


「友達と出かけるのを禁止されたり、アドレス帳を消されたりして、元彼以外の交友関係を断たれたことがある。暴力や暴言を吐かれても相談することができなくて孤立していた。DVする人って恋人を恐怖のどん底に追い込むのがすごく上手いと思う」


「表向きは美人で人当たりのいい優しい彼女。でも、二人きりになると情緒不安定で、暴言を吐いたり、物を投げたり、殴られたり。周囲に相談しても信じてもらえず、精神的にすり減っていました。最終的には包丁を持ち出されて怖くて逃げるように別れました」


職場・学校ではいい顔を見せ優しい恋人を演じているが、2人きりになると、人が変わったように「暴力を振るってくる」といったケースが多いようだ。

また、付き合っている時は感覚が麻痺してしまい、正常な判断ができなくなり「別れられなかった」という声も寄せられていた。


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■男性DV被害者にもサポートが必要

一般的に「異性からの暴力」という言葉を聞くと、女性の被害者を想像してしまいがちだが、今回の調査結果にもある通り、男性のDV被害者も増加しているようだ。

しかし、世間の男性被害者に対する認識は低く受け入れ窓口が少ない。また、被害者自身も「男が情けないと思われるのではないか?」と感じ、なかなか周囲に相談や助けを求められないケースが多いそう。

DV被害の当事者は、正常な判断ができず、公共機関や友人に相談することを躊躇してしまうため、周囲のサポートが必要となってくる。

身の回りで被害にあっている人を見かけたら、「相談相手になる」「然るべき機関の紹介・一緒に足を運ぶ」など、被害者の心の支えになることが大切といえるだろう。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2018年12月14日~2018年12月17日
対象:全国20代~60代の交際したことのある男女1313名 (有効回答数)

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