全国初、LGBTカップルに加えて事実婚にも「パートナー証明書」を 千葉市長に称賛相次ぐ
千葉市は7日、事実婚やLGBTなどのカップルに対し、「パートナー」としての証明書を発行する制度を設けると発表
■事実婚派は2割
しらべぇ編集部は、全国20~60代の男女1,684名を対象に「事実婚」について調査を行っている。結果、「結婚より事実婚を選びたい」と考えている人は、男女とも2割程度存在することがわかっている。
NHKが「結婚」について行った調査では、「必ずしも必要はない」と考える人の割合が68%と、この25年間で最も高くなったことが発表されたばかり。幸せの形は人それぞれであり、尊重されるものだろう。
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■証明書の周知に期待
これまで、市営住宅の入居や病院へ搬送されたパートナーの病状説明を受けること(面会すること)は親族に限られていた。千葉市は、市民や事業者に対する証明書の周知を徹底し、これらを認める証明書類として使えるよう検討するという。
賛否両論が巻き起こるであろう制度だが、当事者の声に耳を傾け、排除することなく受け入れた千葉市長には、称賛の声が相次いでいる。
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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳)
対象:全国20~60代の男女1684名(有効回答数)