年をとるほど脳が衰えるはずなのに… 高齢者が自分の記憶力を過信する理由とは

年を取ると脳の機能が衰え、記憶力も低下する。しかし調査では、年を重ねるほど記憶力に自信を持っている人が多く…

2019/01/12 11:00

老人
(maroke/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

記憶力は、年齡を重ねると共に悪くなっていく。しかし近年はスマホなどの影響で、若い世代の記憶力も低下しているとの意見もあるほどだ。



 

■「記憶力が悪い」3人に1人も

しらべぇ編集部では全国20〜60代の男女1,664名を対象に、「記憶力について」の調査を実施。

記憶力が悪いグラフ

「記憶力が悪いほうだ」と答えた人は全体で35.3%、約3人に1人はいることが判明したのだ。


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■年を取るほど記憶力に自信あり

性年代別では、男女共に若い世代ほど高い割合になっている。

記憶力が悪い性年代別グラフ

年齡を重ねるほど脳は衰えるので、この結果は意外と言っていいだろう。

「うちの父は、自分の記憶を過信しているところがある。年だから、物忘れが多くなっても仕方ないのに…。そのくせ買い物に行っては、前と同じものを買ってくることもしばしば。


『買ったものをメモしておけば?』と言うと、『大丈夫だ』とかたくなに拒否。無駄なプライドのせいで、記憶力の低下を認めたくないだけな気がする」(30代・女性)

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