まるで整形? スリムに見せようと写真を加工した経験者は意外にも男性に多いと判明
ボタン一つで別人に見える写真加工ソフトも多く販売されている…
SNSが広く普及し、多くの人が自分の写真をネット上で公開している。加えて、写真加工の技術も向上し便利なアプリやソフトが登場しており、自分の容姿を自由に修正できる時代となった。中には、大幅な修正を加え「詐欺写真」を作成した経験がある人も少なくないだろう。
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■体型の加工経験者は1割未満
しらべぇ編集部は全国20〜60代の男女1,664名を対象に調査を実施。その結果、全体の8.1%が「自分の体型が細く見えるよう写真を加工したことがある」と回答した。
なお、女性7.0%に対して、男性9.1%と男性に多い傾向も明らかに。一般的に、女性のほうが美意識が高いイメージがあるが、その逆で男性のほうが体型を気にする傾向が強いようだ。
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■20代に目立つ写真加工の割合
この調査結果を男女・年代別に見ていくと…
もっとも割合が高いのは20代で、女性15.9%、男性14.1%と若い世代に目立つ傾向が明らかに。また、年齢を重ねるごとにその割合は減っているものの、60代でもわずかに体系をスリムに見せようと写真加工を行なっている人がいることも印象的だ。
加えて、20代を除くすべての世代で男性の割合が高いことも非常に興味深い。
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■既婚者に目立つ加工経験率
さらに、「写真で自身の体型を加工したことがある」と回答した割合を男女・未既婚別に見ると…
男女ともに既婚者の加工経験率が高く、男性では1割を超えていることが判明した。なぜ、顔ではなく体型の写真加工を行ったのだろうか。実際に、写真加工をしたことがあるという既婚男性に、取材を試みた。
「若い頃は体育会系だったので、体型には自信がありました。月日は流れ30代半ば。家庭に恵まれ『飲酒』『現役以降変わらない食欲』『奥さんの美味しい手料理』と誘惑が多く、気づけば決して美しいとはいえない体型に。
SNSに写真を投稿する度、外見に対する愛のあるツッコミが多くなり。妙なプライドが邪魔をしてバレない程度に写真を加工するようになりました。その前にダイエットしろって話ですよね」(30代男性)
周囲から体型について指摘されるようになったことがきっかけで、写真を加工する癖が身についてしまったようだ。
年齢を重ねるとライフスタイルも変わり体型を維持することが難しくなる。写真の加工をすることで理想の自分に近づけるかもしれないが、嘘はいつかバレてしまうものである。
健康のためにも、周りからの信頼を失わないためにも、写真加工技術ではなく肉体を磨くことが大切なのではないだろうか。
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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)
対象:全国の20〜60代の男女計1,664名(有効回答数)