ビートたけし、仕事に「夢や生きていく意義」は不要と持論 「食うために働く、それでいい」
ビートたけしが「夢」や「自分にしかやれないことを」という言葉について「食うために働く、それでいいのに」と持論を展開。
■「生きていくことの意義だの…」
番組では若者の働き方の話に及び、出演者のビートたけし(71)、大竹まこと(69)、梅沢富美男(68)の高齢者組と、幻冬舎の編集者・箕輪厚介氏(33)の世代による価値観の違いが垣間みれる場面も。
大竹の「ニートは200万人くらいいるんでしょ。賃金が高ければみんな働く」という意見に箕輪氏は「違うと思う」と否定。「お金が欲しかったら、時給が低くても働く」「働いていない人は、働く必要性がない」と解説。
これに、たけしは「ここんとこ『夢を持とう』とか『自分にしかやれないことを見つけよう』とか…。(ほとんどの人が)そんなの出来ないんだから」と切りだし、「食うために働く、それでいいのに、なんで『生きていくことの意義だの言ってんだよ』」と持論を述べた。
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■仕事は「我慢」するもの?
しらべぇ編集部が全国の男女1352人を対象に、「仕事はお金のために、我慢してするもの」かどうか調査を行った。
結果、全体では4割近くの人が「我慢の代償としてお金をもらうのが仕事」だと考えているようだ。「いいえ」と答えた人は「我慢することなく、仕事にやりがいを感じている」か「我慢してまでやるべきものはないから辞める」か…だろうか。
日々、苦痛や息苦しさを感じるほどの我慢ならば、去るという決断もひとつの選択だろう。
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(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳)
対象:全国20代~60代の男女1352名